Supermassive Games、最大75名規模の冗員化協議を発表

ホラーゲームスタジオSupermassive Gamesが、大規模な人員削減に踏み切ることを発表した。同社公式X(@SuperMGames)は2026年8月11日、「Supermassive Gamesからの声明」として文書を投稿。最大75名の従業員に影響が及ぶ可能性がある冗員化協議(redundancy consultation)のプロセスを開始するという、難しい決断を下したことを明らかにした。
声明では、この措置を「会社の継続可能性を確保するために必要な措置」と説明。そのうえで「影響を受けるすべての人への支援提供が、今後のプロセスを通じての最優先事項になる」とも表明しており、対象となる従業員へのケアを重視する姿勢を強調している。
3年連続のレイオフ、その重み

Supermassive Gamesにとって、人員削減の発表はこれが初めてではない。2024年2月には約90名、2025年7月にも約36名の従業員を削減しており、今回で3年連続のレイオフとなる。
なお英国では、90日以内に20名以上の従業員を解雇する場合、事前に法的な従業員協議プロセスを経ることが義務づけられている。今回の発表も、この枠組みに沿った手続きの開始を告げるものだ。同社は2023年時点で約350名規模の従業員を抱えていたとされ、今回の削減が計画どおりに実施されれば、従業員数はこの3年間でほぼ半減する規模になる。
『Until Dawn』が切り拓いた、選択と恐怖のホラー体験

Supermassive Gamesは、プレイヤーの選択によって登場人物の運命が分岐するインタラクティブ・ホラー『Until Dawn』をはじめ、オムニバス形式のホラーシリーズ『The Dark Pictures Anthology』、『The Quarry』といったタイトルで知られるスタジオだ。息をのむ静寂と、一瞬で崩れる緊張感を武器に、独自のホラー体験を積み重ねてきた。


直近作『Directive 8020』は2026年5月12日にPS5・Xbox Series・PC向けに発売されたばかりで、Steamストアページでは『Until Dawn』の世界観も確認できる。今回のレイオフ発表は、こうして新作を送り出し続けてきた最中に訪れたものであり、業界内でも大きな反響を呼んでいる。

影響を受ける人々への支援と、今後の動向を見守りたい
Supermassive Gamesは声明の中で、対象となる従業員への支援を最優先事項として掲げている。具体的な部署や役職への影響範囲は、記事執筆時点では明らかにされていない。今回の冗員化協議が今後どのように進み、スタジオの体制やタイトル展開にどう影響していくのか、続報を注視したい。





