超自然ミステリーADV『The Eventide』、カナダの新鋭スタジオが始動

カナダ・アルバータ州エドモントンを拠点とする新設スタジオ、Studio Resetがシングルプレイヤーの超自然ミステリーアドベンチャー『The Eventide』を発表した。プレイヤーは、超自然現象を秘密裏に調査するパラノーマル調査機関を率いる立場となる。

Studio Resetを立ち上げたのは、プロデューサー兼クリエイティブディレクターのKaelin Lavallee氏、デザインディレクターのKris Schoneberg氏、アートディレクターのFrancis Lacuna氏の3名。開発陣は「Mass Effect」三部作や「Dragon Age」シリーズを手がけたBioWareのほか、Inflexion Games、Timbre Games、「The Long Dark」の開発チームなどでの経験を持つメンバーで構成されている。

二人のエージェントで見え方が変わる、『Parallax Deduction』

紹介動画

本作の軸となるのが、独自の調査システム『Parallax Deduction』だ。プレイヤーは毎日1件の事件を選び、担当する2人のエージェントを指定して捜査に送り出す。現場を歩いて手がかりを集める段階では、エージェントごとに気づく手がかりや解釈が異なり、同じ現場を見ても浮かび上がる真実の輪郭が変わってくる。最終的には、複数のエージェントが持ち帰った情報を突き合わせ、事件の真相を推理していくことになる。写真には、街灯の下で顔を合わせる古参らしきトレンチコート姿の捜査員と、身軽な出で立ちの若いエージェントの姿が写っており、担当者の組み合わせによって捜査の色が変わることをうかがわせる。

浮かぶ家具に小さな幽霊——事件現場に潜む異変

舞台となるのは、カナダの都市をモチーフにしたネオンノワール風の街。屋敷の一室では家具が宙に浮き、小さな人影がその傍らに立つなど、日常の風景に超自然的な異変が入り込む様子が描かれている。暖炉のある応接間でアームチェアが浮遊するカットも公開されており、古い邸宅そのものが事件の舞台になっていることが分かる。調査地域は雨に濡れた路地や図書館、廃墟と化したラジオ局など多岐にわたるという。

ネオンの街角、ありふれた部屋にも忍び寄る怪異

一方で、テレビの砂嵐が灯る現代的な居間を捜査員と依頼人らしき人物が見つめるカットもあり、事件現場は古めかしい屋敷だけに限らないようだ。ネオンに彩られた都市の日常に潜む違和感を、エージェントたちが一つひとつ拾い集めていく構成になっている。

証拠をつなぎ合わせ、真実へ

コルクボードに手がかりの写真を貼り並べ、3人のエージェントが囲む一枚は、集めた情報を統合して事件を解決に導く『Parallax Deduction』の終盤フェーズを象徴するカットだ。

『The Eventide』は現在開発初期段階で、対応プラットフォームはPC(Steam)。発売時期は今後の発表待ちとなっており、Steamのストアページではすでにウィッシュリスト登録を受け付けている。続報は公式X公式Discord公式Instagramのほか、BlueskyTikTokLinkedInでも随時発信されるとのことで、詳しい映像は公式YouTubeチャンネルでも確認できる。ベテラン開発陣が描く、視点によって真実の見え方が変わるミステリーの行方に注目したい。