たった一粒の胞子が、惑星を呑み込むネットワークへ

無料の共闘型オートメーションゲーム『Mycelium Conquest: Mitosis』がSteamでリリースされた(配信開始日: 2026年7月9日)。開発・パブリッシングはYCF Productions。プレイヤーは最大3人の仲間とともに、異星の大地に根を張る生きた菌糸ネットワークを育てていく。

本作の軸は、現地の生物や植物を取り込みながら、たった一粒の胞子を巨大な有機体へと進化させていくこと。取り込んだ資源を生物学的な生産チェーンに変換し、拠点を拡張しながら、やがて惑星規模の存在へと育て上げるのが目標となる。基本プレイは無料だ。

芽吹きは足元から。まずは捕食と胞子の一歩

序盤の目標はいたってシンプルで、周囲の植物を取り込み、生物を狩ってその亡骸を消化すること。粘液の痕跡を残しながら生物の動きを鈍らせられるという操作のヒントも表示されており、まずは足元の資源集めから菌糸を伸ばしていく流れが分かる。画面右下にはチャット欄も用意されており、フィールドには開発チームのプレイヤータグも見えることから、複数人で歩き回りながら育てていく共闘プレイの空気が伝わってくる。

資源を巡らせ、生体の生産網を組み上げる

菌糸が根付くと、今度は生産構造物を建てていく段階に入る。スポア・ポッド、遺伝子シークエンサー、バイオマス・コンデンサー、分解チャンバー、熱水噴出孔タップ、貯蔵嚢、消化プールなど、耳慣れない名前の器官が緑の管でつながり合い、一つのネットワークとして機能していく様子が見て取れる。酸・キチン・酵素・ミネラル・養分・水といった複数の資源を絡み合わせて処理する、オートメーションゲームらしい仕組みだ。

ネットワークがさらに育つと、画面いっぱいに色とりどりの管が張り巡らされる。バイオマスを一定量まで蓄えてステージを進化させつつ、胞子の連鎖をたどって「ワールド・スポア」を惑星全体にばらまいていくのが、この段階の目標として提示されている。

敵の波状攻撃をしのぎ、惑星規模のネットワークへ

ネットワークが広がるほど、角の生えた敵性生物の群れが襲いかかってくる。画面には「敵の波が接近中」の警告が表示され、菌糸の拠点が酸を吹きかけて応戦する様子が描かれている。資源を育てるだけでなく、押し寄せる脅威をしのぎながら拡張を続ける緊張感も本作の持ち味のようだ。

波状攻撃を乗り越えた先には、赤く色づいた無数の器官がびっしりと大地を覆う光景が待っている。目標のバイオマス量は序盤の1.0Kから一気に2.0Mへと跳ね上がり、小さな胞子から出発したネットワークが、惑星そのものを覆い尽くす規模へと育っていく過程がうかがえる。

YCF Productions

YCF Productions

開発・パブリッシング: YCF Productions。X(旧Twitter)やDiscordなどを通じて本作の情報を発信している。

日本語表示にも対応、無料で今すぐ育て始められる

対応言語には日本語も含まれており、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・韓国語・簡体字中国語とあわせて幅広くカバーされている。動作環境はWindows 11(64bit)のみが案内されている点は事前に確認しておきたい。最新情報は公式X(@ycf_productions)や公式DiscordRedditInstagramTikTokでも発信されている。無料タイトルということもあり、気になる人はまずSteamストアページから一粒の胞子を育て始めてみてほしい。

編集部