反董卓連合から蜀漢滅亡まで、乱世の指揮官となる新作が登場

『三国志クラシック(Three Kingdoms Classic)』がSteamでリリースされた(発売日: 2026年7月2日)。開発・パブリッシングを手がけるのはSEEAT。本作は後漢末期から三国時代の史実をベースにしたターン制の大戦略ゲームで、都市運営・武将の人事・外交・兵站・戦場指令までを一手に担い、混乱の時代を勢力ごと動かしていく内容だ。
価格は¥1,360(通常価格¥1,700から20%オフの導入記念価格、7月16日まで)。対応言語は英語・韓国語・日本語・簡体字中国語・繁体字中国語で、日本語表示にも対応している。
SEEAT
SEEATは、『三国志クラシック』の開発とパブリッシングを一貫して手がけるスタジオ。史実に基づく武将データと複数の歴史シナリオを軸にしたターン制大戦略ゲームを送り出した。
都市・兵糧・声望——一勢力の版図を俯瞰する

ゲーム画面では、都市の人口や金、兵糧、兵力、声望といった数値を一元管理しながら、勢力全体の版図を確認できる。画面例では魏王・曹操軍を操作しており、官職と爵位、統合効果(支配地域による恩恵)なども表示される。マップ上には自軍・同盟・敵対勢力が色分けされ、合肥や広陵など複数の戦線が同時進行している様子も見て取れる。都市ごとの労働力・治安・商業・農業・兵站・士気といった内政指標も個別に管理でき、軍事官や兵站官、経済官といった役職に武将を配置して統治を進める仕組みだ。
鶴翼陣から長蛇陣へ、戦場は刻一刻と姿を変える

戦闘はターン制で進行し、野戦や攻城戦など複数の形式が用意されている。画面例の「襄陽城外野戦」では、周瑜率いる軍と蔡瑁率いる守備隊が激突。両軍は鶴翼陣・方陣・長蛇陣といった陣形を戦況に応じて切り替えながら、兵力と士気のゲージを削り合う。

もう一方の「官渡会戦」では、袁紹軍と曹操軍が激突。曹操軍の武将・張遼が「今日は牛を屠って腹を満たせ。明日の暁、私が先陣に立ち、包囲を破る。皆、私に続け」と檄を飛ばす場面も再現されており、史実の名場面を思わせる演出が随所に散りばめられている。
諸葛亮の性格まで作り込まれた、史実準拠の武将データ

武将には、史実の記録に基づいたステータスや役職に加え、個性を表す特性が細かく設定されている。画面例で確認できる諸葛亮・孔明は、軍師将軍として「厳しい管理」「神聖な洞察力」「ミスディレクション」といった能力に加え、「慎重な」「名誉に縛られた」「ロングプランナー」という性格特性を持つ。人物関係の欄では実弟・諸葛瑾との血縁関係も記録されており、武将一人ひとりの背景まで掘り下げて描かれていることがうかがえる。
使者を送っても、心をつかむとは限らない外交と人事

勢力運営では、外交や人事のやり取りも重要な要素だ。画面例では、陳群が公孫瓚のもとへ親善使者として赴く場面が描かれるが、公孫瓚側が使者を冷遇したことで関係値が4から-44まで急落するなど、交渉が思い通りに進まない結果も起こり得る。

捕虜となった武将の登用交渉も用意されており、董昭が捕虜の耿武を説得しようと試みる場面では、耿武が己の理念を曲げず説得に応じない様子が描かれる。武将ごとの信念や忠誠心によって、交渉の成否が左右される仕組みがうかがえる。
三勢力の外にも広がる、異民族との攻防

三国の勢力争いだけでなく、周辺異民族との衝突も発生する。画面例の「平原異民族戦」では、烏桓の侵攻部隊と曹操軍の守備隊が激突。兵力4,138の烏桓に対し曹操軍は5,624とやや優勢な兵力で応戦しており、こうした境界地帯の防衛もまた、勢力運営の一部として組み込まれている。
189年から263年までの乱世を、まずはストアページで確認
『三国志クラシック』は、189年の反董卓連合から263年の蜀漢滅亡戦まで、複数の歴史シナリオが用意されている。一勢力を率いて乱世を生き抜くもよし、観戦モードで歴史の流れをそのまま見届けるもよしと、遊び方の幅も広い。価格や対応環境の詳細も含め、気になる人は公式サイトやSteamストアページでチェックしておきたい。






