発売の概要

『Ian’s Rocket』がSteamで配信を開始した(発売日: 2026年7月3日)。価格は¥3,150。開発・パブリッシングはIQopolisが手がける。ジャンルはアドベンチャー・インディー・ストラテジーで、ストアページには「Strategy」「Resource Management」「City Builder」「Automation」「Economy」といったタグが並ぶ。対応言語は英語のみで、日本語のインターフェース・字幕には対応していない。

物語の軸はシンプルだ。主人公イアンが故郷に帰るためのロケットを完成させるべく、地域の人々を導きながら石器時代から現代まで文明を発展させていく。舞台となるのは4つのオープンワールド地域、たどる時代は5段階と、腰を据えて取り組む規模の育成シミュレーションになっている。

川辺の小さな集落から、文明の第一歩が始まる

ゲームの起点は石器時代の集落だ。公開されたスクリーンショットでは「Clayberg」や「Sculptorville」といった集落が川沿いに点在し、わら葺きの家、農作物を育てる畑、丸太の小舟を住民たちが行き来する様子が写っている。人口はまだ数人からせいぜい10人前後で、ここから資源を集め、住民に役割を割り振っていくのが最初のステップになる。

鍛冶場が立ち並び、労働が専門化していく

集落が育つにつれ、労働の専門化が進む。「Smithton」の様子を捉えたスクリーンショットでは、複数の炉と作業台が並び、鍛冶や資源加工に励む住民の姿が確認できる。ストアページによると、労働の専門分野は12種類、扱えるリソースは75種類以上用意されており、住民一人ひとりの役割を最適化していく設計だ。

砂漠にそびえる、古代文明のモニュメント

時代が進むと、舞台は砂漠の古代文明へと移る。ピラミッドがそびえる景観と、「Smithstead」の集落が並ぶスクリーンショットからは、乾いた大地に築かれる交易路と住居の広がりがうかがえる。作中には24種類の「世界の驚異」が登場するとされ、こうした巨大建造物の建設も文明育成の見せ場のひとつになりそうだ。

交易船が行き交う都市、そして歴史上の征服者との攻防

文明が発展すると、青い尖塔と赤い屋根が連なる「Citydale」「Factorydale」のような都市が姿を現す。港には帆船が停泊し、交易によって富を蓄える段階に入る。ストアページでは、追加で登場する24人のキャラクターとの取引も特徴として挙げられている。

一方で、発展の道のりは平和なだけではない。「Susa」の攻城戦を写したスクリーンショットでは、城壁を挟んで住民たちと侵略者がぶつかり合い、投石機と炎が画面を彩る。ゲーム内には20人の歴史上の征服者が登場し、交渉が決裂すれば戦闘に発展する場面も用意されているという。

蒸気と鉄道が導く、近代への到達

最終盤で待っているのは、工場の煙突とヘリコプターが行き交う「Ironwich」のような近代都市だ。溶鉱炉と生産ラインが立ち並び、文明はいよいよ産業化の段階に入る。

「Coalley」では蒸気機関車が石炭を積んで走る様子も確認でき、資源の自動輸送・自動化が終盤の攻略を支えることになりそうだ。こうした産業基盤を築いた先に、イアンの故郷への切符となるロケットの完成が待っている。

IQopolis

IQopolis

開発: IQopolis

購入・対応言語の確認を

『Ian’s Rocket』は現在Steamストアページで配信中。価格は¥3,150で、対応言語は英語のみ、日本語の字幕・音声には対応していない点に注意したい。開発元IQopolisについては公式サイトで詳細を確認できる。石器時代から現代まで、一つの文明の歩みを見届けたい人はチェックしておきたい一本だ。