宝石はわたしの取り分、殴るのはそっちの仕事――凸凹コンビの2Dローグライク

自分のHPを削りながら殴り続けるバーサーカーと、拾った宝石をなぜか独り占めするAIクレリックのコンビが主役の2Dサバイバルアクションローグライク『宝石は私が拾います、こちらは殴っててください: Blood & Blessing』がSteamで配信を開始した。開発はDIM Games。

「宝石は俺にも分けろ」「黙って武器を振れ」――噛み合わないようで噛み合う二人

戦闘中も二人の口論は止まらない。前線でひたすら武器を振るうバーサーカーが「その宝石、後で少しは分けてくれるんだよな?」とぼやけば、クレリックは「安息所へ早めに行きたくないなら、黙って武器を振り回しなさい」と一蹴する。ステータス表示を見ると分かる通り、バーサーカーはHPを主軸に、クレリックはMPを主軸に育つ非対称なコンビで、拾った宝石やスキルの取り分をめぐる小競り合いがそのまま戦闘のテンポになっている。

群れで押し寄せる敵の数に比例して、HPとMPは目減りしていく

草原を進む場面では、巨大な熊型モンスターや群れをなすネズミ・狼が四方から迫る。無限湧きの敵を掃討し続けるサバイバル系の作りで、画面上部のHP・MPバーは黒く欠けていく表示になっており、押し寄せる物量に比例して二人のリソースがじわじわ削られていく緊張感が伝わってくる。

レベルアップのたびに突きつけられる、痛みを伴う選択

レベルアップ画面では、現在HPの80%を消費して最大MPの50%を回復する「マナ変換」、現在HPの50%を消費して画面上の敵全体に200%の範囲ダメージを与える「ブレードノヴァ」、範囲内の最も近い敵にテレポート攻撃する「ブリッツ」など、いずれも自分の体力を差し出して力を得るスキルが並ぶ。バーサーカーとクレリックそれぞれの最大HP・最大MP・攻撃力・防御力といったステータスも個別に確認でき、どちらの体力を削ってどちらを強化するかという“極限のリソース交換”が本作の核であることが見て取れる。

スキルが増えるほど深まる共闘、そして立ちはだかるボス

進行が進むと、バーサーカーは5つ、クレリックは3つのスキルを使い分けるようになり、トゲに覆われた敵の群れに囲まれながらも息の合った連携で切り抜けていく場面が見られる。

そして荒野の奥では「WARNING」の警告とともに大砲を背負った巨大な猪のボスが姿を現す。賞金稼ぎの「副業」でスキルを買い揃えながら、こうした強敵との一戦を生き延びていくのが本作の目標だ。

DIM Games

DIM Games

開発: DIM Games

価格・配信情報

『Blood & Blessing』は現在Steamストアページで配信中。対応OSはWindows 10/11(64bit)、価格は¥1,215(配信記念の10%オフを含む導入価格)。日本語を含む英語・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語・簡体字中国語・スペイン語(ラテンアメリカ)・繁体字中国語に対応しており、日本語ローカライズも用意されている。配信されたばかりのタイトルのため、記事執筆時点でユーザーレビューはまだ集まっていない。気になった人はストアページで詳細を確認してほしい。