起動するたび違う「肉塊」から始まる、デスクトップ生態系

デスクトップに住み着く小さなピクセルアート生物シミュレーション『Maggot』がSteamでリリースされた(発売日: 2026年7月9日)。起動すると、腐った肉の形が毎回ランダムに生成された小さなウィンドウが画面の隅に現れ、そこにハエが卵を産み、孵ったウジ虫たちが這い回り、繁殖し、死に、群がりながら小さな生態系を形作っていく。
EarthOnlineLab
開発: EarthOnlineLab
何をしていても、画面の隅に居座り続ける

このゲームの面白いところは、ウィンドウをドラッグしてデスクトップの好きな場所に置いておける点だ。Google検索をしている最中も、ウジ虫の群れは画面の隅でひっそりと蠢き続ける。作業の邪魔にならない程度の存在感で、常時デスクトップに寄生し続ける。

Epic Gamesストアのようなサイトを閲覧しているときも同様だ。複数の肉塊が同時にデスクトップ上に点在する様子も確認でき、群れの数だけ観察対象が増えていくこともありそうだ。
PCの負荷と体温が、そのままウジ虫の挙動になる

本作最大の特徴は、CPU・GPU・メモリ・温度をリアルタイムで監視し、PCの状態をウジ虫の速度・繁殖・死・突然変異に反映させる点にある。Unreal Engineでの制作作業のような負荷の高い場面でも、ウジ虫たちは画面の隅で存在感を放ち続ける。

レベルの読み込みでPCに負荷がかかっている瞬間も、ウジ虫はそれを察知するように動きを変える。公式の紹介によれば、負荷と発熱が高いほど「汚染」はより危険な状態へと進行するという。つまりこの群れは、単なる背景装飾ではなく、今まさに自分のPCがどれだけ働かされているかを映す小さなバロメーターでもある。

サムライ風アクションのような負荷の高いゲームをプレイしている最中でも、ウジ虫は画面の端に居座り続ける。ジャンルを問わずどんな作業・プレイの上にも重なって存在できる点は、常駐型デスクトップペットとしての面白さと言えるだろう。
確認しておきたいポイント
『Maggot』の価格は¥135。ジャンルはカジュアル・インディー・シミュレーションで、対応OSはWindows 10以上。言語は日本語を含む103言語に対応している。開発・パブリッシングはEarthOnlineLab。
気になった人は、Steamストアページで価格や対応環境、公開されているスクリーンショットを確認してみてほしい。あなたのPCの負荷次第で、画面の隅の群れがどんな姿を見せるのか――試してみる価値はありそうだ。





