「使えないパーティ」を陰から支え続けるヒーラー、ケイルの物語

インディーRPG『Master Healer Kale with useless party』がSteamでリリースされた(発売日:2026年7月2日)。デーモンキング討伐の旅に出たパーティの中で、プレイヤーは前線に立たず、仲間を回復・強化し続ける「ヒーラー」のケイルを操作する。開発を手がけたのはEvrac Studio。ジャンルはインディー・RPG・ストラテジーで、短時間で遊べるインクリメンタル(放置育成)要素の強いパーティRPGとして作られている。
前線には出ず、回復とバフでパーティを生かし続ける戦い方

戦闘は自動進行のオートバトル形式。プレイヤーはケイルを操作し、狼の巣「Wolves Den」のような戦場で仲間の体力を管理しながら、強敵「Grand Alpha」との戦いを見守ることになる。

パーティ全体を回復する「Party Heal」は、回復量40・消費マナ20・詠唱時間3秒・クールタイム5秒という数値設定。単体を素早く癒す通常の「Heal」と使い分けながら、仲間が倒れる前にどれだけ支え切れるかが本作の駆け引きになっている。
200以上のスキルが広がる、育成の自由度

本作最大の特徴が、200以上のスキルが枝分かれする巨大なスキルツリーだ。ダメージ強化系の「Damage Board」、パッシブ研究を進める「Research Facility」、基礎能力を鍛える「Training Facility」など複数のカテゴリーに分かれており、どこを優先して伸ばすかでケイルの支援スタイルが大きく変わる。

例えば基本スキル「Heal」は回復量60・消費マナ10・詠唱時間1秒・クールタイム2秒と、単体への素早い回復に特化している。こうした細かな数値を見比べながら育成方針を組み立てていく、じっくり派向けの作り込みが光る。
凍える山嶺から毒の坑道まで、多彩なダンジョンが待つ

戦場は狼の巣だけではない。氷雪地帯「Winterfall Peak」では、氷の塊「Ice Block」や雪だるま型の敵「Snowboy」、氷結モンスター「Frozam」といった、環境に合わせた敵キャラクターが登場する。

ダンジョン選択画面では、通常の「Normal」と高難度の「Nightmare」を切り替えて挑戦可能。毒の坑道「Noxius Tunnel」は基礎難易度340・全5ステージで、「各ステージ開始時にパーティが30秒間毒状態になり、合計75ダメージを受ける」という固有のダンジョン効果を持つなど、ステージごとに異なる仕掛けが用意されている。
プレイ時間は約4時間、評価は「非常に好評」
Steamのユーザーレビューは執筆時点で「非常に好評」(111件中97%が好評)と高評価を集めている。クリアまでの目安プレイ時間は約4時間とコンパクトで、価格は通常530円のところ、7月12日までのセールで424円(20%オフ)となっている。なお対応言語は英語のみで、日本語には対応していない点は購入前に確認しておきたい。
Evrac Studio
開発: Evrac Studio
Evrac Studioの最新情報は、開発者の公式YouTubeや公式X、公式Threadsでも発信されている。気になった人は、まずSteamストアページでスクリーンショットやレビューを確認してみてほしい。





