帰り道が一変する、PSX風ホラー『Ice Cream Man』

一人称視点のPSX風ホラーゲーム『Ice Cream Man』がSteamでリリースされた。開発はBeanNPCdev、パブリッシングはBeanNPC Gamesが担当する。ジャンルはアドベンチャーだが、ストア上ではホラー・アクション・ステルス・ウォーキングシミュレーターといったタグも付けられており、探索と緊張感を併せ持つ短編ホラーだ。
物語の主人公は12歳の少年・Timmy。深夜まで友達の家でゲームに熱中したあと、一人で自宅へ帰る道のりが、いつの間にか悪夢に変わっていく――という導入が用意されている。
「マイクの家へ遊びに行く」ところから始まる、いつもの一日

物語は、Timmyが母親に「マイクの家に遊びに行っていい?」と尋ねる、なんてことのない一コマから始まる。荒めのポリゴンとくすんだ色調で再現された住宅街のリビングは、初期PlayStation世代のゲームを思わせる質感で統一されている。

外出前には、マウス操作で九九の宿題を仕上げるミニゲームも挟まる。掛け算の答えを書き込んでいく地味な作業だが、こうした生活感のある寄り道が、この後訪れる異変とのギャップを際立たせる仕掛けになっている。

外に出ると、画面には「マイクの家へ向かう」「(任意)アイスクリームを手に入れる」「(任意)道中で近所の人と話す」という目的が並ぶ。オープンな住宅街を歩きながら寄り道もできる、探索寄りの作りがうかがえる。
声をかけてくるのは、正体不明のアイスクリーム屋

道中で出会うのが、緑色に光るアイスクリームトラックを引き連れた「???」表記の男。「よう坊主、アイス食べるかい?」と声をかけてきて、プレイヤーは「はい、お願いします」か「いいえ、母が待っているので」かを選ぶことになる。人懐こい誘い文句の裏に何が隠れているのかは、選んでみるまで分からない。
見つかれば「逃げて隠れろ」、フェンスを越え物陰へ

このアイスクリーム屋に見つかると、画面には赤い「SPOTTED」表示とともに「RUN AND HIDE!」の指示が出る。プレイヤーは見知らぬ裏庭を駆け抜け、フェンスを飛び越え、物置や犬小屋のような物陰に身を潜めて追跡をやり過ごす必要がある。ストアページの紹介文も「フェンスを飛び越え、影に隠れて逃げ延びられるか」という表現でこのステルス要素を説明している。
目指すのは「生きて家にたどり着くこと」

画面に浮かぶ「MAKE IT HOME ALIVE.(生きて家にたどり着け)」の一文が、このゲームの目的そのものだ。プレイ時間の目安は20〜30分程度とされ、一気に遊び切れる短編ホラーとして設計されている。
BeanNPCdev
開発: BeanNPCdev / パブリッシャー: BeanNPC Games
価格・対応環境
『Ice Cream Man』の価格は524円(通常価格655円から20%オフ、割引は2026年7月10日まで)。対応OSはWindows 10/11(64ビット)に加え、Linux・SteamOS・Steam Deckにも対応する。なお日本語字幕・音声には対応しておらず、英語のみとなっている点は購入前に確認しておきたい。記事執筆時点でのユーザーレビューは3件で、すべて好評だ。
気になる人はまずSteamストアページで紹介文やスクリーンショットを確認してみてほしい。





