借金100万ドルを完済せよ――ネオン街の裏経済を描く新作『Smoke Town』が配信開始

インディーゲーム『Smoke Town』がSteamで配信開始された。開発・パブリッシングはTSRV。ネオンに沈む都市を舞台に、100万ドルの借金返済を目指すマルチプレイ経済ストラテジーだ。プレイヤーはわずかな元手から出発し、闇の商品を育てて売りさばき、街の裏路地を仕切る「キングピン」の座を狙う。日本語を含む30言語に対応し、記事執筆時点ではセールで通常790円のところ632円で購入できる。
TSRV
開発: TSRV
栽培から入札まで、儲けの流れをリアルタイムで奪い合う

ゲームの軸になるのは、商品を栽培し、品質と数量を管理しながら売り先を見極める経済ループだ。画面には栽培中の品種「Reggie」の在庫数や品質ランクが表示され、右側には顧客が求める数量・品質・予算が並ぶ。オークションは全プレイヤー共通のリアルタイム制で、他プレイヤーと価格を競り合いながら在庫を捌いていく。
栽培設備は「Grow Light」「Premium Fertilizer」「Curing Rack」といった栽培強化系から、「Street Network」「Dirty Badge」「Protection」のような裏社会寄りの投資まで幅広く用意され、資金をどこに回すかで戦略の色が変わる。さらに「POLICE INTERVENTION(警察の介入)」のような不意打ちイベントも発生し、賄賂を払って取引を守るか、逃げて被害を最小限に抑えるかの二択を迫られる緊張感のある場面もある。
客層も懐事情もさまざま、駆け引きは一筋縄ではいかない
顧客は「取引の安定を好み、まずまずの支払いをするオフィスワーカー」「安さ最優先の学生」「予算度外視で上質な品を求める音楽プロデューサー」など複数のタイプが登場し、要求する品質・数量、支払いの気前の良さがそれぞれ異なる。資金が尽きればその場で脱落して観戦に回るシビアな仕様で、誰にどれだけ売るかの判断がそのまま生死を分ける。
最大10人が同じ地区で鎬を削る対戦ルール

対戦はロビーで部屋を立ててから始まる。ルームコードを発行し、参加者の準備が整い次第「READY TO HUSTLE」ボタンで開始する。試合時間や栽培できる品種数、競合を蹴落とす「Syndicate」機能のオン・オフなどはホストが事前に設定できる。人数が揃わない場合はボットで枠を埋めることも可能で、一人でも駆け引きの感覚を試せる。
資金を使い果たせばゲームオーバー、勝ち残るのはただ一人

栽培も売買も紙一重の勝負で、稼ぎを増やすどころか手持ちがゼロになって撤退を余儀なくされる展開も珍しくない。

最終的にスコア・評判・所持金で順位が決まり、最上位のプレイヤーには「Street Dealer」の称号が与えられる。全員が同じ地区の椅子を奪い合う構造のため、一度の判断ミスが即座に順位を左右する緊張感が続く。
最新情報は公式Discord・Instagram・公式YouTubeで発信されている。気になった人はSteamストアページで対応言語や動作環境、現在の割引状況を確認しておきたい。




