静かな暮らしを求めた男を待っていたもの

一人称視点の心理ホラー『HouseWarming(ハウスウォーミング)』がSteamでリリースされた。開発はNeskorobok Games、パブリッシングはSetone GamesとDark Games DGGが担当する。価格は通常¥799のところ、7月23日までは15%オフの¥679で購入できる。ジャンルはアドベンチャー・インディー・シミュレーションに分類されている。
物語の主人公ブライアン・ルイスは、静かで整った暮らしを求めて古い一軒家を購入する。しかし引っ越し初日の夜から、その家は奇妙なふるまいを見せ始める。ドアは勝手に施錠され、無害に思えた出来事は少しずつ、はるかに恐ろしいものへと変わっていく。家の中に誰かがいるとしたら――その正体と、家に眠る過去の真実を暴きながら生き延びることが目的になる。
出迎えるのは、笑わない住人

浴室のスクリーンショットでは、水洗タンクの上に腰掛けるセーラー服姿の人形のような存在が写っている。落ちくぼんだ黒い眼窩と縫い付けられたような笑みは、玄関先で客を迎える置物には到底見えない。手前のテーブルには写真らしきカードが並び、この家の住人がかつて何を残していったのかを暗示している。
壁に刻まれた、謎めいた暗号

別の部屋の壁には、ピエロ・星・炎・水滴の絵文字を組み合わせた方程式のような落書きが描かれている。それぞれの記号に数値を当てはめて解く暗号めいた仕掛けは、本作が単なる脱出劇ではなく、家に隠された手がかりを読み解く探索型の謎解きを軸に据えていることをうかがわせる。
何十台ものテレビが映す、同じひとつの顔

リビングに足を踏み入れると、床から棚まで所狭しと置かれた旧式のブラウン管テレビが、揃って同じ歪んだ人の顔をノイズ交じりに映し出している。シャンデリアの穏やかな灯りと、無数の画面が放つ不穏な赤い光の対比が、この家の異常性を静かに、しかし強烈に物語っている。

家のどこかにはミニチュアの扉を模した箱型の装置と、その上に置かれたVHSデッキも見つかる。再生時間らしき表示が刻々と進むデッキと、扉の奥にうっすらと浮かぶ人影は、録画されたテープの中に何かが記録されていることを匂わせる、細部まで作り込まれた小道具のひとつだ。
Neskorobok Games
開発: Neskorobok Games / パブリッシャー: Setone Games、Dark Games DGG
血まみれの手が、暗闇から伸びてくる

シャンデリアの下、絵画や観葉植物が飾られた一見普通のリビングに、全身を血に染めた坊主頭の存在が牙をむいて迫るカットも公開されている。家具や装飾は新居らしい暖かみを残したままなのに、そこに割り込む異形の姿が落差を生み、油断できない緊張感を作り出している。

食卓が並ぶダイニングでは、蝋燭の灯りだけが頼りの濃い靄が部屋全体を包み込む。奥にはぼんやりと人らしき輪郭も浮かび、視界が利かない状況そのものが恐怖演出として機能している場面だ。
眠りにつくその部屋にも、誰かの気配

一方でベッドルームは、暖色の照明と海を望む一枚の絵画が飾られた落ち着いた空間として描かれる。だが開け放たれたドアの向こう、廊下の暗がりにはうずくまるような人影がかすかに見て取れる。安らぎの場であるはずの寝室にも、家の異変が確実に忍び寄っていることを感じさせる一枚だ。
対応言語は英語・日本語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・簡体字中国語・韓国語・ポルトガル語・ロシア語の10言語で、インターフェース・フルオーディオともに対応する(字幕は英語・ロシア語のみ)。対応OSはWindows 10/11の64bit版。気になる人はまずSteamストアページで最新の販売状況を確認してほしい。






