崩れゆく夢の中で“違和感”を探す、新作ホラー『Somnus Corporation』

心理異常探知ホラー『Somnus Corporation』がSteamで配信を開始した。開発・パブリッシングはRemy Makes。発売日は2026年7月8日で、価格は524円(通常価格655円から20%オフ、割引は2026年7月15日まで)となっている。
ストアページの紹介文によれば、本作の舞台は「崩れゆく夢のシミュレーション」の内部。プレイヤーは矛盾した光景を報告し、目の前にある現実を疑いながら、意識の価値がどこにあるのかを判定していくことになる。対応言語には日本語も含まれており、インターフェースとフルオーディオの両方で日本語を利用できる(字幕は非対応)。
部屋の様子を見比べ、古びた端末へ報告する

本作の核となるのが、この年代物めいたブラウン管モニターの端末だ。画面には「Somnus Corporation Terminal」と表示され、「Report Anomalies(異常を報告)」「Report Entities(存在を報告)」という2つのメニューが並ぶ。異常の種類は視覚・物理・音・時間の4種、存在の種類は姿・書き込み・声の3種とパターン化されており、プレイヤーは部屋の中に潜む違和感をこの端末で仕分けながら報告していく作りだ。ジャンルにHidden Object(間違い探し)が含まれている通り、静かな部屋の隅々を観察する集中力が試されるゲームになっている。
静かな部屋の隅々に潜む異変たち

公開されたスクリーンショットには、一見なんの変哲もない住宅の一室が並ぶ。花柄の壁紙が貼られた古い浴室では、暗がりの奥に人影らしきシルエットが覗いている。

同じ浴室の別カットでは、床に「I AM HERE」の文字が黒々と刻まれ、赤いラグには不穏な染みが広がる。こうした“書き込み”や“物理的な変化”を見逃さず端末へ報告するのが、本作の基本的な遊び方だ。

キッチンとリビングが続く一室では、扉の前に白く発光する人型の存在が立っている。輪郭だけがくっきりと浮かび上がるこの演出は、まさに「Report Entities」で報告すべき対象そのものだろう。

寝室に目を移すと、机やベッドが並ぶ室内の奥、クローゼットのそばに黒い人影が佇んでいる。物音一つしない静けさの中に何者かが立っている――そんな緊張感が画面全体から伝わってくる一枚だ。

段ボール箱や酒瓶の木箱が積まれたチェック柄の廊下も、探索の舞台になるようだ。両側に並ぶ扉の先に何が待っているのかは分からないが、生活感の残る小道具の数々が、この場所がかつて誰かの日常だったことを物語っている。

一方でこちらのリビングは、カーテン越しの明かりが差し込む穏やかな一室に見える。だが本作の性質上、この静けさこそが一番の異常――何も起きていないように見える部屋にすら、油断できない空気が漂う。
Remy Makes
開発: Remy Makes
気になる冒険者は、まず割引期間の確認を
『Somnus Corporation』は現在Steamで配信中。価格は524円で、発売記念の20%オフは2026年7月15日までとなっている。日本語音声にも対応しているため、言語の壁を気にせず遊べる一本だ。詳細やスクリーンショットはSteamストアページで確認できる。






