揺れるボールで稼いで、実験室からの脱出を目指す

インディースタジオ・Rollmop Games Studioが手がける新作『Laballatory』が、Steamでリリースされた(発売日は2026年7月2日、価格は655円)。ジャンルはカジュアル・インディー・ストラテジーで、ニュートンの揺りかごを操作しながら高スコア――ともすればゲームバランスを壊しかねないほどの数字――を稼ぎ出し、その資金で実験室からの脱出を目指すインクリメンタル系の物理サンドボックスだ。ボールを弾いて資金を稼ぎ、戦略をアップグレードし、脱出のための機械を解放していくという流れが用意されている。なお対応言語は英語のみで、日本語には対応していない。

振り子を揺らすたびに数字が舞う、スコアリングの手触り

ゲームの中核となるのは「Cradler」と名付けられた振り子装置。ずらりと吊るされた色とりどりのボールが弾かれるたびに、周囲の空間に得点の数字が舞い上がる。画面下部には倍率(MULT)やクリティカル発生率・ボーナス、パス数、ラウンドスコアと所持金(Wallet)がずらりと並び、この一瞬で667.6Kのスコアと255万ドル超の資産が積み上がっている様子が見て取れる。手数の少ない一撃ではなく、連鎖と倍率の掛け合わせでスコアを跳ね上げていく設計であることがうかがえる。

ボールを増やし、レア度を仕込む――ガチャとストレージの機械たち

稼いだ資金は「Lott’O’Baller」と呼ばれる装置に投じて新しいボールを獲得できる。画像では660万ドル近い金額を投資した直後の様子が写っており、抽選されたボールが右側のホッパーへと次々に転がり込んでいく。

手に入れたボールは「StashABALL」という蜂の巣状の棚に収納してコレクションを管理する。隣には「BakeABALL」という装置もあり、ボールを中央にセットすると左右の効果(Left Effect/Right Effect)やレア度(Rarity)を組み合わせて新しい効果を焼き上げられる仕組みのようだ。

拠点を広めのアングルで見ると、床のタイルの上に無数のボールが散らばり、揺りかごへ供給される様子が確認できる。稼いだ資産は787万ドルに達しており、収集・管理・投入というループがゲームの根幹を支えていることが伝わってくる。

LEVEL・POWER・EFFECTS――一球ごとに育つ本格ボール強化

ボールそのものを鍛える「UpgradeABALL」という装置もある。レベル1〜4を選び、POWERゲージを調整してSTARTを押すと、装置から放たれた光がボールに注ぎ込まれる仕組みで、単なる収集だけでなく個々のボールを育成する要素が用意されている。

実際に育ったボールの詳細画面も公開されており、レア度「EPIC」、レベル16、基礎スコア100というステータスに加え、左側には「常にMULTを20加算」、右側には「ラウンド中に完了したPASSごとにPOWERを25加算」という2つの効果が仕込まれている。ボールの左右にどんな効果を組み合わせるかでスコアの伸び方が大きく変わりそうな、育成要素の深さがうかがえる一枚だ。

「Don’t Touch!」実験室らしい小ネタも

音叉やオシロシロープ風の波形モニター、そして「Don’t Touch! I’m testing a hypothesis - Dr B」と書かれた付箋が置かれた実験机も画像に収められている。金色と赤色の2つのボールに配線がつながれ、傍らには青く光る結晶も置かれており、脱出を目指す実験室らしい雰囲気作りが随所に感じられる。

Rollmop Games Studio

Rollmop Games Studio

開発: Rollmop Games Studio

対応環境・価格まとめ

『Laballatory』は現在、Steamで655円にてリリース中。対応OSはWindows 10以上とSteamOS/Linuxで、インターフェース言語は英語のみとなっている。開発元Rollmop Games Studioは公式YouTubeチャンネルでも情報を発信しており、気になった人はストアページと合わせてチェックしておきたい。