深い山中の狐仙廟、香火を継ぐ新米陰陽師の物語

昼夜サイクル制サバイバルホラー『Evil Thing』がSteamで配信を開始した。開発・パブリッシングは穷B没钱做游戏が単独で手がける。対応OSはWindows 7/8/8.1/10/11で、価格はセール中の¥441(通常¥490、割引は7月23日まで)。対応言語に日本語は含まれておらず、英語・簡体字中国語のほか、ロシア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語での表示となる。

舞台は、深い山林の奥にひっそりと佇む香火の絶えかけた狐仙廟。プレイヤーは仙家と心を通わせる神力を授かった新米の陰陽師見習いとなり、この地の新たな守り手として廟に赴く。だがそこは清らかな浄土ではなく、穢れがのさばり、邪祟が闇の中からじっとこちらを窺う危険な場所でもある。

亡き母の後を継いで、荒れた廟を守り抜く

物語パートでは、廟に住む謎めいたNPCとの対話も描かれる。「夜は物騒だから気をつけて」と忠告してくる相手に対し、主人公は「それなら母はなぜ、この廟の切り盛りを自分に押しつけて姿を消したのか」と問い返す場面もあり、母から受け継いだ廟を巡る家族の因縁が物語の軸になっていることがうかがえる。ただの怪異退治ではなく、廟と自分の出自にまつわる謎解きの側面も持ち合わせているようだ。

昼のうちに済ませておきたい、廟の維持と修行

ランニング訓練の画面
ランニングマシンで走力を鍛える訓練システム
賭け事ミニゲームの画面
チップを賭けて軍資金を増やすギャンブル要素
農地の整理画面
農地を整理して素材や薬草を集める作業

昼間は「緊張と準備の時間」と位置づけられており、廟の清め、資源集め、施設の整備、訪問者への対応などをこなすことになる。今回公開されたスクリーンショットからは、ランニングマシンで走力を鍛える訓練、チップを賭けるギャンブル、農地を整理して素材や薬草を探す作業など、複数のミニゲームが用意されていることが確認できる。特に農地整理では「無収穫80%・普通15%・稀有4%・珍貴1%」といった確率表示もあり、時間をかけるほど珍しい素材に出会いやすくなるローグライク的な采配も見て取れる。

陽が沈めば、廟には邪祟が徘徊する

夜は一転して「絶望が段階的に高まる狩りの時間」となる。番号が振られた薄暗い廊下を進みながら、光量の限られたランタンを頼りに隠れ、課された用事をこなしていく緊張感のあるゲームプレイが描かれている。

草原を徘徊する牙をむき出しにした異形や、血のような赤い雨が降りしきる中に現れるスーツ姿の怪異など、夜の廟周辺には複数種の脅威が待ち受ける。中国の民間伝承をベースにしたホラー演出と、ローグライク的な死にゲー要素を組み合わせている点が本作の特徴といえそうだ。

まとめ

『Evil Thing』は2026年7月9日にSteamで配信が始まったばかりのタイトルで、記事執筆時点ではユーザーレビューはまだ付いていない。日本語には対応していないため、購入を検討する際は対応言語と価格をよく確認しておきたい。詳細やスクリーンショットはSteamストアページで確認できる。

穷B没钱做游戏

穷B没钱做游戏

穷B没钱做游戏は、本作『Evil Thing』の開発とパブリッシングを一貫して手がけるインディースタジオ。Steam上のカーブページで作品情報を発信している。