拠点で鍛え、ヘクスの戦場で迎え撃つ――『Assault On Sector 12』がSteamに登場

Balteika Games開発のインディータクティクスディフェンス『Assault On Sector 12』がSteamで配信開始された。発売日は2026年7月2日、価格は595円(記事執筆時点は通常価格700円から15%オフのセール中)。ジャンルはカジュアル・インディー・ストラテジーに分類され、小隊を編成して迫り来る敵の波を防ぐターン制の陣地防衛が軸になっている。対応言語は英語のみで、日本語の字幕・音声には対応していない点は事前に確認しておきたい。
兵士を集め、装備を整える拠点運営

プレイヤーはまず拠点で小隊を編成する。ミッション選択画面では、難易度別に並んだ任務の中から「Send Squad」「Solo」「Gas Strike」「Arty Strike」といったコマンドで部隊を動かし、Sigma Nineのようなコードネームを持つ兵士を雇用・派遣していく。各兵士にはコスト、弾薬数、命中率、クリティカル率、装甲貫通の可否まで細かいステータスが設定されており、誰をどの任務に送るかの見極めが求められる仕組みだ。

装備画面では、手榴弾やロケット、地雷、迫撃砲弾など多種多様な武器・防具アイコンがずらりと並ぶ。BravoからJapanまでアルファベット順に表記された小隊員一覧では、攻撃力・防御力・機動力・HPを一目で比較でき、Bulwark、Grenadier、Rocketeer、Sentryといったクラスを選んでそれぞれの役割を作り込める。
一覧を埋め尽くすスキルツリーの物量

本作らしさが際立つのが、驚くほど作り込まれたスキル体系だ。スキル一覧画面には「AccVsHeavy」「Armor Regen」「Grenade Launcher」など、武器種・状態異常・命中補正など多岐にわたる項目がアルファベット順にびっしりと並ぶ。

さらに兵種ごとの詳細スキルツリーでは、Assault Rifles、Exotic、Accuracy vs、Sequence、Vision、Frontlinesといったカテゴリーに分かれ、習得済みスキル同士が競合する「Conflicts with」表示まで用意されている。任務ごとに得られるスキルポイントをどう配分するかが、部隊の個性を決めるカギになりそうだ。
ヘクスマップで迎え撃つ、同時ターン制の攻防

実戦はヘクス(六角形)グリッドの戦場で展開する。配置した兵士はマップ上に留まったまま射線と射程で敵の侵攻を迎え撃つ形式で、全ユニットが同一ターン内で同時に行動する点が特徴だ。Bullseye、IronShell、DoubleShotといった習得済みスキルをチェックボックスで選択し、部隊ごとに準備を整えてから「Start Battle」で同時展開の攻防が始まる。プレイヤーが戦闘中に直接操作できる範囲は限られており、事前の配置・装備・スキル選択が結果を大きく左右する設計になっている。
派閥評判と拠点強化で広がる長期プレイ

ミッションを進めると、Reyland、Mutani、Ostromoという3つの派閥からの評判(スタンディング)が蓄積されていく。評判は一定値に達するごとにエキゾチック装備の購入枠を解放する仕組みで、派閥任務そのものは必須ではないが、挑戦するほど選べる装備の幅が広がる。

拠点側ではRadio、Radar、Shuttle、Med Bay、Strikes、Specializeといったカテゴリーのアップグレードに評判ポイントを投資でき、迫撃砲やレールキャノン、SAMといった支援火力も段階的に強化できる。開発元によると、3つの地域からなるフルキャンペーンはおよそ10時間のプレイボリュームが見込まれているという。
Balteika Games
Balteika Gamesは、本作『Assault On Sector 12』を手がけるインディーゲーム開発元。小隊運用とヘクスマップ戦闘を軸にしたターン制タクティクスディフェンスを、自社で開発・発売している。
まずは無料デモで手触りを確認
Steamでは現在、無料デモも配信中で、第1地域のみを収録した内容で本編の雰囲気を試せる。骨太なスキルツリーと拠点運営に惹かれる人は、まずデモで同時ターン制の戦闘を体験してから、Steamストアページで購入を検討したい。




