クラシックチェスに毛むくじゃらの反乱、『Cat Chess』がSteamでリリース

古くから遊ばれてきたチェスを、猫たちの対局に置き換えたカジュアルストラテジー『Cat Chess』がSteamでリリースされた。開発はCapricia Labs、パブリッシングはCapricia Productionsが手がける。価格は769円(通常905円からの15%オフ)で、対応言語には日本語(インターフェース・音声・字幕)も含まれている。今年2月に公開されたデモがSteam Next Festを経て好評を集めており、正式リリースに大きな期待が寄せられていた一本だ。
「おうち猫」対「野良猫」、2チームの表情がそれぞれ違う

盤上に並ぶ駒は、すべて品種の異なる猫たちだ。白チームの「おうち猫」陣営は、金の王冠をかぶったキング役の恰幅のいい白猫を筆頭に、宝石をあしらったティアラの猫、そして司教帽のような三角帽をかぶった猫が控える。整った毛並みと澄んだ瞳が、飼い猫らしい上品さを感じさせる。

一方の黒チーム「野良猫」陣営は、薄汚れた毛並みとやや警戒気味の目つきが特徴。段ボール箱を背負った駒や、ゴミ箱の上に乗った恰幅のいい黒猫のキングなど、街角で生きる野良猫らしい荒々しさと愛嬌が同居する。同じ盤面でも、駒のデザインを見比べるだけで陣営ごとの性格の違いが伝わってくる構成だ。
駒同士の小競り合いと、対戦相手の番を待つ間の“猫観察”タイム

本作の魅力は、単に駒を動かすだけでは終わらない点にある。取られた駒や隣接する駒同士が、時折じゃれ合ったり小突き合ったりするユーモラスなアニメーションを見せる。盤の脇には釣り竿型の猫じゃらしを構える猫や、駒の下でうごめくネズミのフィギュアなど、遊び心のある小道具も配置されている。

白猫が前脚を伸ばして黒猫にネコパンチを繰り出す場面など、駒同士の“取り合い”がそのまま猫同士のケンカとして演出されるのも本作らしい見せ場だ。ストアページによれば、相手のターン中にはペットと戯れることもできるといい、単なる思考ゲームに留まらない、待ち時間まで楽しませる工夫が凝らされている。
舞台は猫だらけのイタリア風の海辺の街

対局の舞台となるのは、色とりどりの建物が立ち並ぶイタリアの海辺を思わせる広場。盤の脇にはチェスクロックが置かれ、持ち時間を示す数字がカウントダウンしていく様子も確認できる。

広場を見下ろす屋根の上では、恰幅のいい黒猫とキジトラ猫が対局を見守り、遠くには虹がかかる。街の一角に掲げられた案内板には「WISHLIST ON STEAM」の文字も見え、観戦者目線でも作品世界に入り込めるビジュアルの作り込みがうかがえる。

盤面を俯瞰すると、王冠をかぶったキングを中心に、両陣営の駒がずらりと並ぶ様子は壮観だ。ストレイキャットとハウスキャット、2つの毛色チームがどのように盤上を制していくのか、対局のたびに違った表情が楽しめそうだ。
公式トレーラーで対局の雰囲気を確認
紹介動画
公式YouTubeチャンネルで公開されているトレーラーでは、猫たちが駒として動き回る様子や、小突き合いのアニメーションを一足先に確認できる。最新情報や交流は公式Discordでも発信されている。
Capricia Labs
開発: Capricia Labs / パブリッシャー: Capricia Productions
まずはSteamページで詳細をチェック
『Cat Chess』は現在、Steamストアページで購入可能。日本語対応やシングルプレイ・分割画面プレイなど詳しい仕様もページ上で確認できる。デモ版で話題を集めた猫たちの対局を、正式版であらためて楽しみたい。





