料理人がダンジョン攻略を支える『奈落のキッチン』配信開始

Pico Gamesが開発・販売する『奈落のキッチン』が、2026年7月23日にSteamで配信開始された。価格は1,350円。8月6日までは、10%オフとなる発売記念セールが実施されている。
本作は、ケモノ少女の料理人「ロップ」となり、冒険者パーティーを食事で支えるサバイバルアクションゲーム。食料を満足に調達できない村を舞台に、ダンジョン内で食材を確保しながら、まだ誰も持ち帰れていない財宝を目指す。
ゲームの雰囲気や戦闘、キャンプの流れは、Pico Gamesの公式映像でも確認できる。
紹介動画
開発状況や最新情報は、Pico Gamesの公式Xでも発信されている。
Pico Games
開発: Pico Games
戦う仲間のそばで、ロップは食材を探し回る

魔物との戦闘は、同行するパーティーメンバーが自動で進める。プレイヤーが操るロップの主な仕事は、流れ弾を避けながら周囲を探索し、草木などを調べて食材やキャンプ用の枯れ木を集めることだ。
画面上部には攻略の進行状況、下部にはHPやスタミナが表示されている。戦闘のただ中でも素材集めを止めない判断が求められ、前衛とは異なる立場から攻略を組み立てていく。

植物だけでなく、パーティーが倒した魔物もロップにとっては貴重な食材となる。大型魔物の周囲に肉や鉱石のような素材が散らばる画面からも、「立ちはだかるものを食料へ変える」という本作ならではの循環が見て取れる。
好機を見逃さず、仲間の必殺技につなげる

ロップは採取だけを担当するわけではない。魔物が大技を放つ前に生まれる隙を狙って攻撃すると、長時間のダウンを奪える。そこへ仲間の必殺技を重ね、戦況を大きく動かすことが可能だ。
スクリーンショットでは「追い打ち斬り」が発動し、派手な斬撃が敵を捉えている。自動で戦う仲間を眺めるだけではなく、敵の動きを見極めて好機を作る後方支援もロップの重要な役割となる。

巨大な「マイコニドクイーン」との戦いでは、画面を覆うように弾が放たれている。素材を拾うために動き回りながら敵の攻撃を避け、パーティーを支援する必要があり、採取とアクションが同時に進む緊張感のある戦闘になりそうだ。
枯れ木を燃やしてキャンプへ、集めた素材を一皿に

ダンジョン攻略の途中ではキャンプが始まる。画面では集めた枯れ木を消費し、行動力を確保してからキャンプへ移る仕組みが示されている。夜の森と焚き火を背景に、ロップたちがひと息つく穏やかな場面だ。

キャンプでは、集めた素材を使って料理を作れる。メニューには必要素材の数だけでなく、完成した料理によるHPやスタミナの変化も表示されるため、次の戦闘やダンジョン構成を考えながら献立を選ぶことになる。
料理によって得られる効果は回復だけではない。画面右側には、一定条件でダメージや回復を発生させる「テンションスキル」が並んでおり、どの料理を振る舞うかがパーティーの戦い方にも影響する。

完成したキャンプ飯は、厚切り肉のグリルやキノコ料理、緑色のデザートなど、手描きの温かなビジュアルで表現される。危険な魔物や植物が食卓を彩る一品へ変わる瞬間は、攻略上の成果であると同時に、本作の大きな見どころになっている。
日本語対応、体験版もSteamで配信中
『奈落のキッチン』はWindows向けのシングルプレイヤー作品で、日本語のインターフェースと字幕に対応する。このほか、Steam実績、Steamクラウド、ファミリーシェアリングにも対応している。
最低動作環境はWindows 10以降、メモリ4GB、Intel HD Graphics 4000相当で、必要な空き容量は500MB。購入前にゲームの流れを確かめたい場合は、Steamストアページから体験版をダウンロードできる。
戦闘を仲間に任せつつ、採取、解体、キャンプ、料理でパーティーを導く『奈落のキッチン』。自ら前線で敵を倒すゲームとは異なる、「食事を通じた後方支援」を中心に据えた一本だ。




