名状しがたい鍋を舞台にした新作が、Steamで配信開始

宇宙規模の鍋を舞台にしたデッキ構築ローグライク『キニーと名状しがたいおでん屋』がSteamでリリースされた。開発はKinnymoms、パブリッシングはRogue Duck Interactive、Lazy Otter、Gamersky Gamesが担当する。ジャンルはカジュアル・インディー・ストラテジーで、価格は¥1,275(配信記念の25%オフ、通常価格¥1,700)。

鍋の中で食材がぶつかり合う、独自の“衝突”システム

紹介動画

本作最大の特徴は、鍋の中に投げ込んだ食材同士が物理的にぶつかり合い、融合しながら得点を稼いでいく仕組みだ。画面上ではスコアの数字が次々と跳ね上がり、1日ごとの営業(DAY表記)を重ねながら鍋の中身を育てていく。単に具材を煮込むだけでなく、どんな食材をどのタイミングで投入するかという“配置”そのものがゲームの核になっている。

報酬を選び、鍋のデッキを育てるローグライクの周回性

営業を1日終えるごとに、次の食材候補が複数枚提示され、その中から1つを選んで鍋のデッキに加えていく。きのこや鉱石、モンスター系の食材まで、それぞれ基本スコアやぶつかった時の追加ボーナスが異なっており、どの食材を伸ばすかでその後の展開が大きく変わるローグライク的な周回設計だ。

食材や宇宙由来の遺物、登場する顧客たちは図鑑形式でまとめられており、集めるほどに新しい効果や組み合わせが見えてくる。卵から雛、鶏へとつながる食材の変化のように、コレクション要素としても遊びごたえがありそうだ。

一筋縄ではいかない顧客たちとの駆け引き

鍋の中身を仕上げる相手は一人ではない。狼のような風貌の顧客「Don Lycardo」は、こちらの一皿に対して数百万単位の値をつけて取引を持ちかけてくる存在で、鍋の中でどんな反応を起こせるかがそのままスコア=評価に直結する。

営業日を重ねるほど鍋に投入できる食材の種類も増え、スコアの桁も跳ね上がっていく。序盤とは比べ物にならない密度で食材がひしめき合う鍋の様子から、周回を重ねる面白さが伝わってくる。

ショップでの買い付けと、システムめいた不穏な気配

営業の合間には、コーラや食材アイテムを購入できるショップ画面も用意されている。魔女姿のキャラクターやその仲間らしき人物たちが行き交う店内は、単なる調理シミュレーションに留まらない賑やかさを感じさせる。

一方で、“メガモーラ Mk.2”や「作戦名{解放プロジェクト}開始」といったシステムめいたメッセージ、キャラクター「ライラ」との会話も挿入され、単純な調理ゲームでは終わらなそうな不穏な物語の気配も漂う。この先どんな展開が待っているのかは、実際にプレイして確かめたいところだ。

Kinnymoms

Kinnymoms

開発: Kinnymoms / パブリッシャー: Rogue Duck Interactive、Lazy Otter、 Gamersky Games

対応言語・プラットフォームと購入方法

『キニーと名状しがたいおでん屋』はWindows 10以降とmacOS 11(Big Sur)以降に対応し、日本語を含む14言語をサポートする。最新情報は公式サイトのほか、公式Discord公式X公式YouTube公式Instagramでも発信されている。気になった人はSteamストアページをチェックしてほしい。