早期アクセスを卒業、『Nightmare Frontier』が完成形で始動

戦術extraction looter『Nightmare Frontier』がSteamで正式リリースされた。2025年6月からの早期アクセス期間を経て、2026年7月22日に1.0版として始動している。価格は¥2,300。開発は『Hard West 2』を手がけたIce Code Games、パブリッシングはSlitherine Ltd.が担当する。

怪物が跋扈する、もう一つの19世紀アメリカ

舞台となるのは、19世紀後半のアメリカによく似た、しかし何かが決定的に狂ってしまった世界。正体不明の異変によって西海岸の街は荒廃し、恐怖の次元から染み出してきた怪物「ドレッドウィーバー」が路地を支配している。プレイヤーはスカベンジャーの一団を率いてこの街に踏み込み、戦利品を回収して生きて帰ることを目指す。墓地らしき石畳の広場でカボチャ頭の巨体と対峙する場面からも、廃墟と化した街の不穏な空気が伝わってくる。

紹介動画

サイコロに頼らない、確定型のターン制バトル

戦闘はターン制で進行するが、本作の特徴は「サイコロを振らない」確定的なダメージ計算にある。命中や被弾を運に委ねるのではなく、地形やオブジェクトを盾や罠として活用しながら、確実に有利を積み上げていく采配力が問われる仕組みだ。トゲを生やしたサボテン型の敵と市場らしき通りで撃ち合う場面など、荒野ならではの地形が戦術の幅を広げている。

実際の戦闘画面では「Cannon Head」「Mr. Cactus」といった名を持つ個体も登場し、それぞれ異なる攻撃パターンを仕掛けてくる。敵の体力ゲージや行動順が細かく表示されるインターフェースからは、一手ごとに読み合いが発生するタクティクスゲームらしい緊張感がうかがえる。

影の中にひそむ、異形のドレッドウィーバーたち

敵となるドレッドウィーバーのデザインも本作の見どころだ。鹿の骨格を思わせる角を生やした異形が街灯の下でこちらを見据えるカットは、単なるモンスターではなく「恐怖が具現化した存在」というコンセプトを体現している。

はさみを手にした不気味な陶器人形の敵も確認できる。西部劇の乾いた世界観に、コズミックホラーめいた不穏さを持ち込んだビジュアルは、良い意味で油断させてくれない。

拠点で武器と装備を育て、次の遠征へ

遠征と遠征の間には拠点での準備も欠かせない。画面には「Etheral Scythe V」という大鎌を装備したキャラクターが確認でき、素材を集めてワークショップで武器をアップグレードしていく成長要素が用意されているようだ。

別のキャラクターの装備画面では、ショットガンとハンドガンの二丁持ちに加え、大量の帽子がストックされている様子も見える。見た目のカスタマイズも含めて、拠点での育成をじっくり楽しめる作りになっているようだ。

Ice Code Games

Ice Code Games

開発: Ice Code Games / パブリッシャー: Slitherine Ltd.

日本語対応で正式リリース、気になったら公式情報をチェック

『Nightmare Frontier』はインターフェース・フルオーディオ・字幕まで日本語に対応しており、対応言語は全16言語に及ぶ。動作環境はWindows 10 64bitとなっている。

最新情報や今後のアップデート内容は、公式サイトのほか、DiscordX(@SlitherineGames)YouTubeFacebookTwitchで随時発信される予定だ。早期アクセス期間中に積み重ねられたアップデートの実績もあり、気になった人はSteamストアページでストアの詳細情報をチェックしておきたい。