冥界の役人となり妖魔の大群に立ち向かう、新作ローグライクが動き出した

『地獄ドタバタ大作戦(Reap and Rush)』がSteamで早期アクセス配信を開始した。開発を手掛けたのはBeijing Pacifier Technologyで、パブリッシングはMecrew Gamesと共同で担当する。価格は¥1,400(通常価格¥1,750、8月4日までの期間限定20%オフ)、ジャンルはアクション・アドベンチャー・インディー・RPGに分類される。
物語の舞台は、人間の寿命が延びたことで秩序を失いつつある冥界。輪廻を管理する使者たちが現世に降り立ち混乱を鎮めようとする中、本来その場を束ねるはずの鍾馗が忽然と姿を消してしまう。プレイヤーは名もなき冥界の役人となり、鍾馗失踪の裏にある陰謀を追いながら、押し寄せる妖魔の大群を相手取っていくことになる。
数を頼みに押し寄せる妖魔と、薙ぎ払う爽快感
紹介動画
公開されているトレーラーでは、キャラクターの動きや妖魔たちのデザイン、賑やかな冥界の雰囲気が一足先に確認できる。

戦闘の中心は、四方から絶え間なく押し寄せる妖魔の大群をなぎ払っていく物量戦だ。難易度2のプレイ画面では、鴉の妖怪や緑色の人魂が入り乱れる中「商棧へ避難する」「金山銀脈を砕く」といった目標が同時進行し、瞬間的に600を超えるダメージが画面狭しと飛び交う。

夜のフィールドでは、うずくまるように群れるゾンビ状の妖魔たちが待ち構え、画面奥では雷光のようなエフェクトが不気味に光る。敵を屠るたびに表示される「KILL」の演出も、本作らしい手応えを盛り上げている。
大軍を相手取る、後半戦のスケール感

難易度が上がるほど、押し寄せる敵の規模も一段と跳ね上がる。槍や剣を構えた兵士の大軍が壁のように迫る場面では、氷結(Freeze)効果と1000を超えるダメージ表示が画面を埋め尽くし、たった一人のキャラクターが蟻の大群のような敵勢力を切り崩していく。押し寄せる数の暴力を突破する快感こそ、本作が掲げる核だと分かる一場面だ。
「命石」と「冥律」を自在に組み合わせる成長システム

道中で獲得したスキルは「陰法」として画面左のツリー上に配置され、それぞれ専用キーに割り当てて発動する。育成中のキャラクターは大きな帽子をかぶり、猫のような妖獣を連れた少女で、独特のビジュアルも見どころのひとつだ。

さらに探索の途中では「運命を選ぶ」名のカード選択イベントが発生する。骨刀(装甲破壊効果を強化)や天王保心丹(最大精力・回避アップ)、祈願の赤い糸(シールド強化)など、効果の異なる報酬をおみくじの「上上签」「中签」になぞらえた演出で選び取っていく仕組みで、運試しの緊張感も味わえる。
洪水に沈んだ冥界の町で繰り広げられる、ドタバタな日常

冥界の町にも独特の生活感が漂う。水浸しになった村では、馬に乗った役人らしき人物や自転車に乗る妖怪、うろつくオオカミの妖魔が入り混じり、赤い提灯が並ぶ祠が不気味な存在感を放っている。

一方、巨大な財神像が鎮座する市場のような一角では、金貨や饅頭が並ぶ横でニワトリの妖魔たちとの戦闘が発生する場面も見られる。深刻な陰謀を追う物語の裏で、こうした賑やかで少しシュールな冥界描写が、タイトル通りの「ドタバタ」な空気を作り出している。
Beijing Pacifier Technology
Beijing Pacifier Technologyは、中国発のインディーゲームスタジオ。『地獄ドタバタ大作戦(Reap and Rush)』の開発と共同パブリッシングを手掛け、共同パブリッシャーのMecrew Gamesとともに本作を世界市場へ送り出す。
早期アクセスでの船出、続報はSNSでチェック
『地獄ドタバタ大作戦』は現在Steamで早期アクセス配信中で、記事執筆時点でのユーザーレビューは87%が好評となっている。最新情報は公式X(旧Twitter)やDiscord、Bilibili、公式YouTubeチャンネルで随時発信される見込みだ。早期アクセス中は内容や価格が変わる可能性もあるため、気になった人はまずSteamストアページで最新情報を確認しておきたい。





