悪夢に囚われた未来を舞台にしたデッキビルダーが正式リリース

Steamにて、サードパーソン視点のローグライクデッキビルダー『The Dreamers Foresight』が正式リリースされた。2025年8月29日から早期アクセスとして展開されてきたタイトルで、今回のリリースをもって正式版としての提供が始まっている。
舞台となるのは、謎の疫病によって人々が終わりのない悪夢に閉じ込められてしまった近未来。「ドリーマー」と呼ばれる特殊な力を持つ者だけが、他人の悪夢の中に入り込み、その核となる存在を破壊することで囚われた人を救い出せる。プレイヤーはこのドリーマーとなり、戦闘とステルスを使い分けながら夢の世界を渡り歩いていく。価格は¥1,275(通常¥1,700からの割引価格)、対応OSはWindowsで、対応言語は英語のみとなっている。
クナイからリボルバーまで、レアリティで色分けされた大量のカード

本作の核となるのが、大量に用意された装備・アクションカードだ。グレーの「Common」からブルーの「Uncommon」、パープルの「Rare」、そしてオレンジの「Legendary」まで4段階のレアリティが存在し、クナイや吹き矢、日本刀、ブーメラン、クロスボウ、リボルバーといった武器から、スプリントや水泳、回復薬まで幅広いカードが並ぶ。どのカードを引き、どう組み合わせるかによって、1回ごとのプレイ内容が大きく変わる仕組みだ。
現実的な街並みを舞台に、忍びの装いで戦い抜く

夢の中の世界は、ガソリンスタンドが立つ郊外の街並みなど、どこか見覚えのある景色として描かれる。黒いフードと発光する仮面をまとった主人公は、引いたカードのエネルギーコストを消費して爆発範囲を広げる「Blast Crossbow」のような武器を使いこなす。画面には所持カードやデッキ枚数、ステルス性能や被ノックバック倍率といった「デッキ補正」も常に表示され、手持ちのカード構成がそのままキャラクターの強さに直結する作りになっている。

住宅街を車で駆け抜けながら、迫りくる敵に爆発を浴びせる場面も用意されている。空に浮かぶ目のようなアイコンは悪夢の中であることを示す演出とみられ、静かな郊外の風景が一転して戦場に変わる落差も本作らしい見どころだ。
The Random Generator Expert
開発: The Random Generator Expert
ランダム生成されるタイルが、悪夢ごとに異なる地形を描く

夢の世界のマップは、羊皮紙の上に広げられたパズルのような「バイオームタイル」を組み合わせて構築される仕組みだ。住宅や庭園、迷路といった地形タイルをつなげてマップを作り、似た種類のタイルを並べるほど良い報酬が得られるという。ビルドモードとプレイモードの切り替えも用意されており、探索前にある程度地形の傾向を把握できるようになっている。

実際に潜入する夢の中には、鳥居のような構造物が立つ静かな森も存在する。こうした落ち着いた地形にも、いつ敵が現れてもおかしくない緊張感が漂う。
弱いカードを差し出して、強力な一枚を手に入れる取引

探索中には、鳥居の前で手持ちのカードを合成できるポイントも用意されている。「Common、Uncommon、Rareのカードを2枚犠牲にして1枚を得る」というルールで、弱いカードを整理しながらより強力な一枚に育てていける。デッキの中身を常に見直しながら進める、ローグライクらしい駆け引きの要素だ。
頭部装備「Mind Ray」で、悪夢の怪物たちを打ち払う

夢の中に潜む敵は、巨大な蜘蛛や黄金色の人型ロボットなど一筋縄ではいかない姿をしている。レジェンダリーの頭部装備「Mind Ray」を使えば、ビーム状の攻撃で複数の敵にまとめてダメージを与えることも可能だ。武器だけでなく防具枠のカードも戦況を左右する要素として組み込まれている。
早期アクセスを経て、悪夢を渡り歩く準備は整った
早期アクセス開始から約1年を経て正式版となった『The Dreamers Foresight』。現在はストアページでスクリーンショットを確認できるほか、ユーザーレビューも投稿され始めている。最新情報は公式Xや公式Discordで発信されているほか、公式YouTubeや公式TikTokでも映像が公開されている。プレイヤー同士の情報交換は公式Redditコミュニティが受け皿になっており、気になった人はまずSteamストアページをチェックしてみてほしい。




