雪山に消えた何かを掘り起こす、新作『雪葬』が始動

チラズアートが手がける新作『Snowed Under | 雪葬』のSteamストアページが公開された。一人称視点で雪山の雪をひたすら掘り進めていく探索ゲームで、雪の下からは食料や建物、あるいはそれ以外の何かが姿を現すという。プレイ時間の目安は2〜4時間、対応言語は英語・日本語(インターフェース・フルオーディオ・字幕とも対応)、プラットフォームはWindows PCとなっている。

チラズアートは兄弟2人によるインディーホラー開発チームで、コンビニを舞台にした『夜勤事件』などレトロ和風ホラーで知られる存在。今作『雪葬』は、雪をひたすら掘り進めるという、これまでとは毛色の異なるコンセプトに挑む一本だ。

スコップを鍛え、埋もれた鉄塔を目指す

プレイヤーはスコップ一本を手に、雪原の奥に見える鉄塔を目指してひたすら掘り進んでいく。掘り出した中から見つかるスクラップを使ってスコップを強化でき、掘削の効率を上げながら少しずつ先へ道を切り開ける仕組みだ。行く手には看板や瓦礫といった雪に埋もれたランドマークが点在しており、何がどこに眠っているかは実際に掘ってみるまで分からない。

粒子の粗いモノクロ調の映像に、舞い散る雪が星屑のように輝くカットも印象的だ。淡々とした雪かき作業の中に、こうした静かで美しい瞬間を差し込んでくる構成は、チラズアートらしい映像の見せ方と言える。

掘り当てた先で見つかる、雪に埋もれた暮らしの跡

雪の下から現れるのは、廃棄されたコイン式の自動販売機や座席、寝袋らしきマットが残る、かつて誰かが利用していたであろう休憩スペースの跡。焚き火にかけた鍋で暖を取る場面も確認でき、雪に閉ざされた道中で束の間の安らぎを得られる場所のようだ。ストアページの説明によれば、日を追うごとに友人「カイ」との会話が展開していくといい、この孤独な雪原の旅に人の気配を添える要素になっている。

視界を奪うほどの吹雪の中、手にした灯りだけを頼りに雪原を進む場面も用意されている。持てる道具には限りがあるようで、集めた資材や燃料をどう使うかも、この先の探索を左右しそうだ。

それでも忘れない、チラズアートらしい恐怖

雪かきや資材集めといった探索・サバイバル寄りの要素が目立つ一方で、暗い階段を這い上がってくる何者かの姿も確認でき、根底にあるのは紛れもなくチラズアートのホラーゲームであることを印象付けている。静かな雪原の裏側に何が潜んでいるのか、続報が気になるところだ。

発売日は記事執筆時点で「Coming soon」表示のみで、具体的な時期は明らかになっていない。続報は公式サイトのほか、公式X公式YouTubeBlueskyでも随時発信される見込みだ。気になった人はまずSteamストアページでウィッシュリスト登録をしておきたい。