『SILENT HILL f』×『ひぐらしのなく頃に』コラボバンドルがSteamで登場

2026年7月15日、PC版『SILENT HILL f』と『ひぐらしのなく頃に 奉+』のコラボレーションバンドルがSteamで販売を開始した。バンドルには『SILENT HILL f』本編と、『ひぐらしのなく頃に 奉+』の全エピソード(鬼隠し編を除く。鬼隠し編は無料でダウンロードできる)が収録されている。

バンドル自体は通常10%オフで購入できるが、現在『SILENT HILL f』単体が50%オフのセール中にあたるため、両方の割引が重なり合計28%オフの10,133円(税込、通常合計価格15,550円)で購入可能になっている。まとめ買いを検討している人には見逃せないタイミングだ。

竜騎士07が結ぶ、二つの惨劇

一見交わりそうのない2作品が同じバンドルに並ぶ背景には、脚本を担う書き手の存在がある。『SILENT HILL f』のシナリオは、サウンドノベル/ビジュアルノベルシリーズ『ひぐらしのなく頃に』の生みの親である竜騎士07氏が手掛けている。1960年代の日本を舞台にしたサイコロジカルホラーという『SILENT HILL f』の設定は、閉ざされた集落に渦巻く因習や惨劇を描いてきた竜騎士07氏の作家性と地続きにあり、今回のコラボバンドルは単なる便乗ではなく、脚本家という一本の線で結ばれた企画であることがわかる。

kera描き下ろし、雛子と竜宮レナが並ぶ特別イラスト

バンドル販売開始を記念し、『SILENT HILL f』のキャラクター・クリーチャーデザインを担当したkera氏が、主人公・雛子と『ひぐらしのなく頃に』のヒロイン・竜宮レナを描いた特別なコラボイラストを制作し、SILENT HILL 公式Xで公開した。1960年代の閉ざされた町を彷徨う雛子と、雛見沢の惨劇を生き延びたレナ――それぞれ過酷な運命を背負ってきた2人のヒロインが並び立つ一枚は、両作のファンにとって見逃せないカットになっている。

霧に沈む1960年代の町を、あらためて覗く

『SILENT HILL f』が描くのは、1960年代の日本をモデルにした山あいの町。狭い路地に立ち並ぶ木造家屋、霧に沈む商店街、鈴や祭具が下がる古びた祠――バンドルを機に本作へ初めて触れる人にも、閉塞感と土着的な恐怖が入り混じるこの町の空気を味わってほしい。

町の奥に佇む祠には、狐の像を中心に無数の鈴が吊るされている。信仰と結びついた静けさの中に、じわりと不穏さがにじむ構図は本作らしい一枚だ。

トタン屋根の家々が折り重なる裏路地もまた、深い霧に包まれている。視界の悪さがそのまま緊張感につながる、探索型ホラーらしい画作りだ。

赤い彼岸花に埋め尽くされた小径に、制服姿の少女が横たわる――本作を象徴するビジュアルの一つで、美しさと惨劇が同居する『SILENT HILL f』の世界観を端的に物語っている。

気になったら、セール期限をチェック

コラボバンドルはSteamで販売中。加えて『SILENT HILL f』単体の50%オフセールは、Steamでは7月28日まで、PSストアでは7月29日まで実施されている。竜騎士07氏が脚本を手掛けた1960年代の惨劇と、雛子とレナが並ぶkera氏の特別イラスト――両作のファンは、期限が来る前にストアページをチェックしておきたい。

編集部