ライザとの言葉が物語を動かす、新しいひと夏がスタート

SpiralAIは2026年8月25日、コーエーテクモゲームスからライセンスを受けたスマートフォン向けタイトル『RyzaChat:AIライザと創るあなただけのひと夏の夢物語』の日本国内での提供を開始した。

対応プラットフォームはiOSとAndroid。現在はApp StoreおよびGoogle Playから入手できる。詳しい案内は公式サイト公式Xで確認可能だ。

当初は想定を上回る事前登録を受け、安定した会話環境を整えるために配信を延期していた。その後、追加のGPUリソースを確保・増強し、8月24日から事前登録者を優先して順次案内を開始。翌25日に国内での提供開始が正式発表された。

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コマンドではなく会話で楽しむ、フリーシナリオ型RPG

本作の舞台は、『ライザのアトリエ 1〜3』で描かれたクーケン島とその周辺世界。決められた選択肢をたどるのではなく、ライザへ自分のやりたいことを伝えることで展開が変化していく、フリーシナリオ型のAIチャット形式RPGとなっている。

会話を通じて旅や採集、調合、戦闘、建設などを進められるほか、物語を動かす「RPGモード」と、ライザとの会話を中心に楽しむ「雑談モード」を切り替え可能。発言に応じてライザの表情や仕草も変化し、プレイヤーごとに異なるひと夏の物語が形作られていく。

序盤では、クーケン島の外へ向かうための舟造りが最初の目的となる。ライザと相談しながら素材を集め、錬金術で舟を完成させるとワールドマップが解放される仕組みだ。会話中に得た素材やアイテムは持ち物へ反映され、探索や戦闘に関わるスタミナ、建設などに使うゲーム内通貨のコールも管理される。

ライザ役・のぐちゆり氏によるプレイの様子は、紹介動画で確認できる。

紹介動画

絵と映像は人の手で制作、テキストと音声にAIを活用

本作では、AI技術をどの部分に利用しているのかも明示されている。ライザをはじめとするイラストや映像素材は、イラストレーターのトリダモノ氏が監修し、すべて人の手で制作。画像生成AIおよび動画生成AIは使用していないという。

一方、会話テキストにはSpiralAI独自開発の「SpiralLLM」を採用。『ライザのアトリエ』のシナリオや設定をもとに調整されており、プレイヤーの発言に合わせて返答や展開を生み出す。利用者との会話内容は、AIモデルの学習には使用しないとしている。

音声には、のぐちゆり氏が本アプリ専用に収録した素材と、SpiralAI独自の音声合成技術を使用する。また、クーケン島のマップ、キャラクター、設定は原作を踏襲し、コーエーテクモゲームスのガストブランド監修のもとで構築されている。

売上については、使用したイラストや音声、原作素材に応じて、イラストレーター、声優、原作IPホルダーへロイヤリティとして還元する方針も示された。パブリッシャーであるSpiralAIの事業内容は同社公式サイトで確認できる。

国内版は6言語対応、グローバル版も制作中

国内版の対応言語は、日本語、英語、ポルトガル語(ブラジル)、インドネシア語、ヒンディー語、繁体字中国語の6言語。対応地域は現時点で日本となっており、同じ6言語に対応するグローバル版も制作が進められている。

『ライザのアトリエ』の世界を自分の言葉で動かし、ライザとの会話から一人ひとり異なる物語を作る『RyzaChat:AI』。シリーズの原点や3作品をまとめて楽しみたい場合は、関連作『ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX』の公式サイトも確認しておきたい。