虚淵玄氏デビュー作『Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE』、Steam版が9月4日に発売決定

ニトロプラスのブランド「ニトロオリジン」は、ノベルゲーム『Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE』のSteam版を2026年9月4日(金)に発売すると発表した。詳細はニトロオリジン公式Xでも告知されている。
本作のシナリオを手がけたのは、『魔法少女まどか☆マギカ』や『Fate/Zero』などで知られる虚淵玄氏。『Phantom of Inferno』は、その虚淵氏にとって記念すべきデビュー作にあたる一本だ。ジャンルは「ハードボイルドADV」と説明されている。
幻影と呼ばれる暗殺者、そして記憶を失った少年

物語の中心となるのは、正体不明の暗殺組織と、その中で「幻影」の異名を持つ凄腕の暗殺者。ある事情から記憶を失った少年が、その暗殺者と関わりを持ったことから、危険な世界へと足を踏み入れていく――というのが本作の骨格だ。スクリーンショットからも、緊迫感のある駆け引きが物語の随所に散りばめられていることがうかがえる。

物語には少年少女を取り巻く大人たちの思惑も絡み合う。裏社会の陰謀を感じさせるシーンも用意されており、単なる恋愛ものではない、緊張感を伴うクライムサスペンスとしての側面が色濃く出ている。
2000年の原点作品を、13年ぶりにSteamへ完全移植

『Phantom of Inferno』は2000年にPC用ソフトとして発売された、ニトロプラス(当時)の第1作にあたる原点的なタイトル。2013年にはテレビアニメの要素を追加したXbox 360版が発売され、それをWindowsに完全移植したものが今回のSteam版のベースとなっている。今回のSteam版は、この2013年発売版と同一の内容で提供される予定だ。
ハードボイルドの中に垣間見える素顔

緊迫したストーリーの一方で、作中には拳銃を手にしながらも表情豊かな少女の姿も確認できる。物騒な状況の中にも、キャラクターそれぞれの人間味が丁寧に描かれているのが伝わってくるカットだ。

さらに別のシーンでは、同じ少女がハンバーガーを頬張る場面も。シリアスな暗殺劇の合間に垣間見えるこうした素顔のギャップも、本作の魅力のひとつといえそうだ。
発売情報まとめ
『Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE』は、2026年9月4日(金)にSteamで発売予定。価格は税込3,500円で、対応言語は日本語・英語・簡体字中国語(ボイスは日本語のみ)となっている。原点作品の発売から四半世紀以上、そしてXbox 360/Windows版から13年を経ての今回のSteam移植。虚淵玄氏のデビュー作にじっくり触れられる機会として、続報を待ちたい。




