播種から施肥まで、新型農機12種が畑に加わる

セガは、農業シミュレーションゲーム『ファーミングシミュレーター 25』のコンテンツ拡張パック「SKY Agriculture Pack」を2026年6月30日に配信開始した。価格はパッケージ版・デジタル版ともに5,980円(税込6,578円)。対応プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store/Windows)、Macとなっている。

開発は本編を手がけるGIANTS Software、国内ではセガが公式サイトを通じて展開している。

紹介動画

公開されたローンチトレーラーでは、フランスの農機メーカー「SKY Agriculture」ブランドの機体が、畑を耕し、種を落とし、肥料を撒いていく一連の流れを確認できる。

播種床の準備から被覆作物の播種まで対応する耕うん・播種機

今回追加されたのは、SKY Agriculture製の農業機械12種類。プレスリリースでは「播種床の準備や刈り株処理、被覆作物の播種、施肥まで、作物栽培のさまざまな工程に対応する専用機械の登場」とされており、これまでの機械ラインアップの隙間を埋める内容になっている。

播種を担う「Easydrill P250」は、刈り取り後の畑にそのまま被覆作物を播くための機体。麦畑の株を踏み越えながら進む姿は、収穫後すぐに次の作付けへ移る農作業のテンポの良さを感じさせる。

多数のディスクとローラーを組み合わせた「HR 300」や「HRW 6000.36」といった耕うん機は、播種床づくりや刈り株処理を担当する。大型トラクターに引かれて畑を均していく様子から、作業幅の広さがうかがえる。

種と肥料を同時に扱えるコンビネーション機や、サイロが並ぶ農場での積み込み風景も収録。畑仕事の一連の流れを、機体を乗り換えながら体験できるのが本パックの狙いだ。

施肥を担う散布機と、強化された物理表現

施肥用の機体としては「Falcon T240」や「X50+ Econov」といった散布機が加わった。石灰や肥料を白く撒き散らしながら進む「Falcon T240」の様子から、大規模な施肥作業の迫力が伝わってくる。

緑の畑を進む「X50+」は、円形に広がる散布痕がくっきりと残るのが特徴的だ。今回のアップデートでは「物理表現が強化され、アニメーションの改善やリアルな汚れの表現が実装」されており、機体のタイヤに付着した泥や土埃の舞い方など、細部の作り込みにも注目したい。

粉塵を巻き上げながら畑を進む耕うん機の姿にも、その強化の跡が見て取れる。奥に並ぶ穀物サイロも含め、農場全体の空気感がより生々しくなった印象だ。

実りの畑と、農場をめぐる日常の風景

黄金色に色づいた麦畑の風景。新型機体たちが働くのは、こうした実りの季節を迎えた畑の数々だ。

牧草地でくつろぐ水牛の親子。畑仕事だけでなく、家畜の世話も含めた農場経営の日常が『ファーミングシミュレーター25』の魅力のひとつになっている。

コンバインから穀物カートへ収穫物を移す一幕。今回の新機体で整えた畑が、やがてこうした収穫の場面へとつながっていく。

紅葉に囲まれたビニールハウスの様子。季節の移り変わりとともに、農場の景色も表情を変える。

水田を進むトラクターとコンバインの取り合わせ。畑作だけでなく、こうした水田での作業風景も楽しめるのが本作の懐の深さだ。

道端に立つ直売所「Hickory Brook Farm」。収穫した野菜を並べて売る、農場経営の締めくくりの一場面も用意されている。

「SKY Agriculture Pack」は現在、対応プラットフォームで配信中。畑仕事の一連の流れをより細かく描きたいプレイヤーは、まず公式サイトで対応内容を確認しておきたい。