渋谷の街が丸ごと『宇宙兄弟』の学校になる ―「渋谷宙間学校」8月3日開校

渋谷スクランブルスクエア株式会社は、人気漫画『宇宙兄弟』とのコラボレーション企画「渋谷スクランブルスクエア×宇宙兄弟 渋谷宙間学校 〜問いに、出会う。ドキドキに、出会う。〜」を、2026年8月3日(月)から8月23日(日)まで開催する。12階のイベントスペース、9階の商業フロア、46階の展望施設という館内の複数フロアを横断し、作者本人のトークライブから天体観測イベントまでを展開する大型企画だ。詳細は特設サイトで確認できる。
なお12階・9階の企画は8月16日(日)まで、46階SKY GALLERYの展示は会期を通して8月23日(日)まで開催される。フロアによって会期が異なる点は事前にチェックしておきたい。
『宇宙兄弟』ってどんな物語? 連載19年、ついに完結

『宇宙兄弟』は2007年より『モーニング』(講談社)で連載中の小山宙哉による漫画作品。30歳を超えてから宇宙飛行士を目指す兄・ムッタと、一足先に夢を叶えて月面に降り立つ弟・ヒビトを中心に、宇宙を目指す仲間たちの人間ドラマが描かれる。2011年には第56回小学館漫画賞と第35回講談社漫画賞をダブル受賞し、既刊45巻・累計3,500万部を超える大ヒット作となった。今回のコラボは、その『宇宙兄弟』が2026年についに完結を迎えることを記念して実施される。
12階に出現する月面基地『SHIBUYA MOON BASE』

12階のイベントスペースScene12には、月面基地をイメージした特別空間『SHIBUYA MOON BASE』が登場する。宇宙服姿の人形やムッタの愛犬・アポをモチーフにしたフォトスポットのほか、作中の名言パネル展示、小山宙哉の執筆机の雰囲気を再現したデスク展示など、作品世界にどっぷり浸れる仕掛けが用意されている。JAXAの協力によるロケットやISSの模型、宇宙服のレプリカも並ぶ。
最終巻発売記念「新巻祭」、作者・小山宙哉が渋谷に登場

会期中の目玉のひとつが、8月16日(日)13:00〜14:00に開催される「『宇宙兄弟』最終巻発売記念!新巻祭〜作者・小山宙哉と話そう〜」だ。定員40名のトークライブで、作者本人が直接ファンと言葉を交わす貴重な機会となる。

小山宙哉は1978年9月30日生まれ、京都出身。講談社『モーニング』に持ち込んだ『GGG-ジジジイ』で第14回MANGA OPEN審査委員賞、『劇団Jet’s』で第15回MANGA OPEN大賞を受賞してデビューし、『ハルジャン』連載を経て2007年12月より『宇宙兄弟』の連載を開始した。担当編集のコムロはファンクラブラジオ「小山宙哉のノンノ・バビア」のMCを、同じく担当編集のユヒコはPodcast「まほぴとユヒコの宇宙兄弟ラジオ(仮)」を務めている。参加には特設サイト内のチケットページからの申し込みが必要だ。
文具王・高畑正幸との対談トークライブも実施

同じく8月16日(日)には、15:00〜16:00に「小山宙哉×高畑正幸 対談トークショー」も開催される(定員40名)。作中でも重要なモチーフとなる文房具をテーマに、作者と「文具王」による対談が繰り広げられる。

高畑正幸は1974年香川県丸亀市出身。テレビ東京「TVチャンピオン」全国文房具通選手権で三度優勝し「文具王」の異名を持つ。文具メーカー・サンスター文具で13年間商品企画・マーケティングを担当した後、独立してプロ契約。文房具の情報サイト「文具のとびら」編集長を務めるほか、2007年にはトークユニット「ブング・ジャム」を結成している。
担当編集者と話せる「編集者トーク」

8月15日(土)13:00〜14:00には、『宇宙兄弟』を長年支えてきた担当編集のコムロとユヒコによるトークライブ「『宇宙兄弟』の編集者と話そう!」も予定されている(定員40名)。連載を裏側で支えてきた編集者ならではのエピソードが聞ける機会だ。なお8月8日(土)・9日(日)にも追加のトークライブ企画が検討されているという。トークライブへの参加はいずれも特設サイトからの事前申し込み制となる。
宇宙から見た雲を「ほぼ日のアースボール」で観察するワークショップ

8月11日(火・祝)14:00〜15:00には、「ほぼ日の學校」とのコラボ企画として、雲研究者・荒木健太郎による講座「ほぼ日のアースボールを使って宇宙から見た雲を見てみよう」が開催される。地球儀型デバイス「ほぼ日のアースボール」とスマートフォンアプリ「Hobonichi Globe」を使い、宇宙から見た雲の姿を観察する内容で、定員12名・参加無料。参加には事前にHobonichi Globeアプリのダウンロードが必要となる。

荒木健太郎は1984年茨城県出身の雲研究者で、気象庁気象研究所主任研究官・学術博士。防災・減災のため気象災害をもたらす雲の仕組みを研究しており、映画『天気の子』では気象監修を担当したほか、『情熱大陸』『ドラえもん』などへの出演も多い。著書に『すごすぎる天気の図鑑』シリーズ(KADOKAWA)がある。
宇宙のスケールを知る「宇宙物理学講座」

同日8月11日(火・祝)16:00〜17:00には、物理学者・高水裕一による『宇宙兄弟』物理学講座「宇宙のスケールを知って視点を広げよう」も開催される。定員20名・参加無料で、こちらも特設サイトからの申し込みが必要だ。

高水裕一は1980年東京生まれ。元筑波大学計算科学研究センター研究員で、2007年に早稲田大学大学院博士課程を修了し理学博士号を取得。2013年には英国ケンブリッジ大学理論宇宙論センターに所属し、所長を務めるスティーヴン・ホーキング博士に師事した経歴を持つ。専門は宇宙論で、著書に『時間は逆戻りするのか』『宇宙の秘密を解き明かす24のスゴい数式』『物理学者、SF映画にハマる』(いずれも光文社新書)などがある。
地球・月・宇宙空間の香りをブレンドする体験ワークショップ

8月10日(月)・12日(水)には、アロマブレンド体験ワークショップ「Via Aroma SPACE BLEND LAB」も実施される。「地球」「月」「宇宙空間」という3つの香りから自分だけの1本をブレンドできる企画で、料金は3,300円(税込)。事前予約は不要で、同時に8名まで体験でき、随時入れ替え制で行われる。時間は11:00〜12:00、13:00〜18:00。

企画協力は一般社団法人JOAA(日本オーガニックアロマ協会)。「創る人も、纏う人も、幸せな香りで満たされる」をコンセプトに、障がい者雇用創出や廃棄予定の農作物・間伐材から蒸留した天然精油のプロデュースなど「香り×福祉×環境」をテーマに活動する団体で、環境に配慮したエシカルアロマブランド「Muku」をプロデュースしている。
9階に広がる文房具の世界「小山文具店&『宇宙兄弟』」

9階のTULLY’S COFFEE commu square内、SCRAMBLE books&では「小山文具店&『宇宙兄弟』」と題した展開が行われる。作中に登場する文房具をイメージした選書やグッズが並び、原作の世界観を身近な形で楽しめるコーナーとなる。

書籍と雑貨が並ぶ落ち着いた空間の中で、『宇宙兄弟』の物語に触れながら文房具を選ぶ時間を過ごせるのも、このコラボならではの楽しみ方だ。
46階SKY GALLERYを埋め尽くす『宇宙兄弟』の世界「WE ARE SPACE BROTHERS.」

46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」では、8月3日(月)から8月23日(日)までの会期を通して「WE ARE SPACE BROTHERS.」を展開。「The Overview」「See You on the Moon」「Today, We Looked Up」という3つの展示で、ムッタとヒビトが見上げてきた宇宙と、渋谷の街から見上げる現実の空を重ね合わせる構成になっている。

地上229mの展望空間から見下ろす渋谷の夜景に、宇宙服姿のムッタが浮かび上がるビジュアルは、『宇宙兄弟』ファンならずとも一度は目にしておきたい光景だ。
秋田の柴犬「ハチ」と『宇宙兄弟』がコラボしたご当地グッズ
渋谷区の観光プロジェクト「ハチふる SHIBUYA meets AKITA」と『宇宙兄弟』のコラボグッズも登場する。ムッタの愛犬・アポと秋田犬をモチーフにしたキャラクターが共演する、ご当地ならではのラインナップだ。

「ハチふる」は渋谷と秋田をつなぐ観光プロジェクト。今回はそのキャラクターと『宇宙兄弟』が手を組み、渋谷スクランブルスクエアの上で寄り添う特別デザインが実現した。なお館内共通のコラボグッズとして、渋谷スクランブルスクエア×宇宙兄弟クリアファイル(660円/税込)も販売される。
屋上から夜空を見上げる特別天体観測「Catch the moon!!」

会期後半の8月21日(金)・22日(土)18:30〜21:00には、屋上展望空間「SKY STAGE」で天体観測特別企画「Catch the moon!! in 渋谷宙間学校」を実施。参加型の「スターキャッチコンテスト」形式で、料金は7,500円(税込)。親子ペアでの参加限定という条件付きのイベントだ。

チケットは2026年7月31日に販売開始予定で、天体観測特設サイトから申し込める。作中でムッタとヒビトが夜空を見上げるシーンを思い起こしながら、実際の渋谷の空で星や月を探す体験ができる。
展望フロアで味わうコラボドリンクとおみやげグッズ

46階のPARADISE LOUNGEでは、会期中の8月3日(月)から23日(日)まで、コラボメニューを限定提供する。ノンアルコールの「ギャラクシー・ブルーベリーソーダ」(980円/税込)、ブルーベリーとソフトクリームを組み合わせた「ブループラネットソフト」(980円/税込)、カクテルの「サターン」(1,200円/税込)の3種で、いずれも宇宙や星をイメージした見た目に仕上げられている。

46階のSHIBUYA SKY SOUVENIR SHOPでは、本イベント開催を記念したコラボグッズも販売される。ムッタ&ヒビトをデザインした「ハイカラー缶マグネット 渋谷駅前『宇宙兄弟』コラボ」、「SHIBUYA SKY×『宇宙兄弟』ポストカード」、アポをデザインした「ハイカラー缶マグネット ハチ公前『宇宙兄弟』コラボ」の3商品が用意される。これらは12階イベントスペースScene12、9階SCRAMBLE books&でも取り扱われる。なお発表時点では一部商品のみの紹介で、名称・仕様・価格は変更になる可能性があるとされている。
神宮外苑花火大会を229mから独り占めできる特別チケットも

会期中の8月8日(土)には「2026神宮外苑花火大会」が開催されることに合わせ、SHIBUYA SKYでは屋上のルーフトップバー「THE ROOF SHIBUYA SKY」ソファ席の特別営業を実施する。

19:00〜20:50の間、渋谷上空229mのソファ席から花火を独占的に楽しめる一夜限定・数量限定のプランで、料金は16,000円(税込)/1名(1回の購入につき2名限定)。welcomeシャンパン1本(1名につき)、ソファ席利用、90分のフリードリンク、スナック3種が含まれる。チケット販売は2026年7月25日(土)12:00より開始予定で、SHIBUYA SKYチケット購入サイトから申し込める。
会場となる「SHIBUYA SKY」について

今回の会場のひとつとなるSHIBUYA SKYは、14階〜45階の移行空間「SKY GATE」、日本最大級の屋上展望空間「SKY STAGE」、46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」の3ゾーンで構成される展望施設。地上229mから360度の景色を一望できるほか、知的好奇心を刺激する体験を通じて渋谷のランドマークとなっている。営業時間は10:00〜22:30(最終入場21:20)、休館日は元日(臨時休館あり)。

渋谷スクランブルスクエア株式会社
東急、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社共同出資で運営される渋谷スクランブルスクエアの運営会社。地上229mの展望施設「SHIBUYA SKY」を中心に、渋谷の新たなランドマークで多彩なコラボレーション企画を展開している。
開催概要まとめ
- イベント名:渋谷スクランブルスクエア×宇宙兄弟「渋谷宙間学校」
- 会期:2026年8月3日(月)〜8月23日(日) ※12階・9階は8月16日(日)まで、46階SKY GALLERYは会期を通して開催
- 会場:渋谷スクランブルスクエア 12階イベントスペースScene12、9階SCRAMBLE books&、46階SKY GALLERY/Paradise Lounge/SKY STAGE
- トークライブ・ワークショップの参加には特設サイトでの事前申し込みが必要な回がある
- 天体観測「Catch the moon!!」は7月31日、花火大会特別チケットは7月25日12:00よりそれぞれ販売開始予定
最新の開催情報やチケット詳細は特設サイトで確認してほしい。




