「学校に来られない」を、オンラインの居場所でつなぐ

立川市と明星大学は、学校への通学が難しい中学生を対象に、eスポーツを通じたオンライン上の居場所づくりに取り組むと発表した。令和8年3月に締結した包括連携協定に基づく事業で、大学生と地域が協働してこうした場を設ける取り組みは全国的にも例が少ないという。

運営を担うのは、明星大学のeスポーツサークル「翡翠會(かわせみかい)」。活動名称は「CLUBAILE(クラブエール)」で、活動開始日は令和8年8月10日(月)と発表されている。

名前に込められた、もうひとつの意味

「CLUBAILE」という名前は、「クラブ」に、フランス語で「翼」を意味する「AILE」、そして様々な悩みを抱える生徒が一歩を踏み出すことを後押しする「エール」を重ねて、翡翠會が名付けたものだ。公開されたポスターにも、コントローラーとネオンカラーのビジュアルで「E-SPORT CLUBAILE」の文字が大きく描かれ、明星大学eスポーツサークルによる活動であることが示されている。

学校に通う・通わないに関わらず、画面の向こうで誰かと一緒にプレイできる場があるというのは、外に出るきっかけを探している子にとって小さくない支えになるだろう。

立川市役所

立川市役所

立川市役所は東京都立川市に本庁を置く地方自治体。令和8年3月に明星大学と包括連携協定を締結し、教育・地域振興など幅広い分野で協働を進めている。

参加を考えている中学生・保護者へ

参加を希望する場合は、ポスターに掲載された2つの二次元コードから、それぞれ申し込みフォームにアクセスして事前登録する必要がある。活動の頻度など詳細は、申込者に対して別途案内される予定だ。

問い合わせ先は、立川市教育委員会事務局 指導課長の寺田良太氏。電話番号は042-523-2111(内線2132)。学校以外の場所で誰かと繋がりたいと感じている中学生やその保護者は、まず問い合わせ先や申し込み方法を確認しておきたい。