甘い招待状の先で待つのは、生死を賭けた脱出劇

ゴシックブランドを手がけるヴァンパイア株式会社(VampireK.K.)が、正体隠匿型ボードゲーム『ヴァンパイアゲーム』を2026年7月6日に発売した。対応人数は4〜10人、プレイ時間は4人プレイ時で30分〜を想定したタイトルだ。
物語の導入はこうだ。甘い招待状に誘われてたどり着いたヴァンパイア城。そこで待っていたのは、命を賭けた脱出ゲームだった。城に隠された3つの鍵を見つけ出さなければ、生きて帰ることはできない。仲間と協力するか、それとも裏切るか――この城で最後に笑うのは人間か、それとも城の主か。プレイヤーは「吸血鬼」と「探索者」、二つの陣営に分かれて互いの正体を探り合うことになる。
城の間取りと役職カードに散りばめられた手がかり

ゲームを構成するのは、招待状1枚・説明書1枚・役職カード23枚・マップカード5枚・探索結果カード4枚・マスターシート1枚・プレイ用ペン1本。マップカードには「礼拝堂」「棺の部屋」「食堂」など城内の部屋が描かれ、役職カードには探索者側の「The Abyss Seeker」なども用意されている。探索結果カードには牙や鍵のモチーフがあしらわれ、隠された鍵にたどり着けたか、あるいは吸血鬼の牙にかかってしまったかを示す仕掛けになっているようだ。

金縁の額に飾られた「礼拝堂(Sanctuary)」のカードは、蝋燭の灯る祭壇や祈りの席が丁寧に描き込まれており、ボードゲームでありながら一枚絵としても見応えがある。パッケージにはゲームデザインを宮野拳也氏、イラストをcony氏・tmmc氏、アートをYACHUI氏が手がけたクレジットが記されている。
アパレルブランドとしての顔も持つヴァンパイア株式会社

VampireK.K.は本来、黒を基調としたゴシックアパレルを展開するブランドだ。公式サイトでは「静かなる隣人は、闇の中で眼を覚ます」というコピーとともに、ブランドの世界観を体現したビジュアルが掲げられている。今回の『ヴァンパイアゲーム』は、このブランドが服づくりの延長線上で送り出した遊びの企画ということになる。

SNSでもブランドの投稿がまとめられており、コーディネート紹介やアイテムの新作情報、そして今回の『ヴァンパイアゲーム』に関する投稿までが並ぶ。ファッションとゲームが同じ世界観の中で語られているのが、このブランドらしいところだろう。最新情報は公式X(@vmpkk)でも随時発信されている。
九州ボードゲームカーニバル2026にも出展

『ヴァンパイアゲーム』は、2026年7月11日(土)・12日(日)に福岡アイランドシティフォーラムホールAで開催される「九州ボードゲームカーニバル2026」でも取り扱われる。開催時間は11日が11:00〜17:00、12日が10:30〜15:30。JR博多駅からは電車・バスでアクセスできる会場だ。

会場フロアマップによれば、取り扱いはブース番号L04、Mob+/ナナトリーのブースでの委託販売となる。ブース脇の陳列イメージにも『ヴァンパイアゲーム』のパッケージが並んでおり、現地で実物を手に取って確認できる機会になりそうだ。会場では大阪のボードゲームショップギルドなど、委託販売店での取り扱いも予定されている。
招待状に隠された謎、まずは公式ショップから

「招愛なる君へ ある日、かなさまの元にヴァンパイアから手紙が届いていました」――ゲームに同梱される招待状には、こんな導入の一文が綴られている。君を私の城へ招待しよう、城には私の宝を隠している、この宝を見つけ出せば、それは君のものだ、さあ私とゲームをしようじゃないか、君の到着を楽しみにしている、という趣旨の文面が、実際に手に取れるアイテムとして再現されている点も本作の遊び心だ。

ヴァンパイア株式会社
ヴァンパイア株式会社(VampireK.K.)は、ゴシックテイストのアパレルを手がけるブランド企業。2019年設立で、大阪を拠点に活動している。
『ヴァンパイアゲーム』は公式オンラインショップをはじめ、イベント会場および委託販売店で順次発売中だ。招待状を受け取った気分で、まずは公式サイトやショップページから城の様子をのぞいてみてほしい。





