『Link!Like!ラブライブ!』開発元オッドナンバーが破産、負債は約107億円
東京商工リサーチは、(株)オッドナンバー(東京都渋谷区神宮前1-4-20、2022年3月設立)が2026年8月5日、東京地裁より破産開始決定を受けたと発表した。負債総額は約107億円、債権者数は153名。破産管財人には竹山拓弁護士(飯沼総合法律事務所)が選任されている。
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関連2社も同日に破産、3社合計は約296億円規模に
同日には、オッドナンバーの関連会社2社も破産開始決定を受けている。VRコンテンツの開発・運営を手がけていたパルス(株)(渋谷区、2016年11月設立)は負債約139億円・債権者172名、グループ子会社管理を担っていた(株)イグニス(渋谷区、2021年2月設立)は負債約50億円・債権者65名。3社の負債総額を合わせると約296億円にのぼる。
カレンダー連動の物語が持ち味だった『Link!Like!ラブライブ!』
オッドナンバーは、スマートフォンアプリ『Link!Like!ラブライブ!』の開発・運営を手がけていた企業。同アプリは2023年5月に配信を開始し、現実のカレンダーとリアルタイムに連動して物語が進行する点が大きな特徴だった。しかし2026年4月6日に告知された通り、サービスは同年6月30日をもって終了している。
2023年12月期から続いていた資金繰りの悪化
オッドナンバーの財務状況は、2023年12月期の時点で最終利益56億529万円の赤字、債務超過額は68億2188万円にまで拡大していた。こうした状況を反映するように、2025年12月と2026年3月には本社兼代表者自宅に対する仮差押も実行されており、今回の破産開始決定はその延長線上にある結果と言える。カレンダーと連動した高コストな運営体制が、資金繰り悪化の一因になったとみられる。
編集部





