初代プレイステーションへ捧げる新作、『Lie of Caelum: Spirit』がSteamに姿を見せた

新作RPG『Lie of Caelum: Spirit』のSteamストアページが公開され、話題を集めている。開発・発売元はClassi5ed。『ゼノギアス』や『ファンタシースター』など、初代プレイステーション時代のJRPGに強く影響を受けた「情熱を注いだプロジェクト」と説明されており、公式X(@lieofcaelum)でも同世代のファンに向けてウィッシュリスト登録が呼びかけられている。

3D背景の上で動く2Dドット絵、そして正体は『RPGツクールMZ』

洞窟の奥、青く光る鉱脈と怪しい植物が並ぶ空間で、ドット絵のキャラクターたちが敵の群れと対峙する――。背景やオブジェクトは作り込まれた3Dで表現される一方、キャラクター自身は2Dドット絵で描かれており、その組み合わせがPSX時代のRPGを思わせる独特の質感を生んでいる。

驚くべきは、この映像が『RPGツクールMZ』を使って制作されている点だ。公式Xでは開発チーム自身が「まさかツクール製だとは思わないだろう」といった趣旨の投稿で、この完成度に驚きを示している。

生身の戦いと、人型ロボットへの搭乗戦闘

紹介動画

戦闘はタイミング入力によるコンボシステムを組み込んだターン制バトル。キャラクターが生身のまま戦う場面もあれば、上の画像のように「ELYSIUM」と名付けられた人型ロボットに搭乗し、「Engage」「Skills」「Charge」「Observe」といったコマンドを選びながら戦う大型戦もある。

搭乗機同士がぶつかり合う戦闘では、「Heavy」のような行動選択とダメージ量がリアルタイムに表示され、入力のタイミング次第で威力が変わる仕組みがうかがえる。生身の等身大の駆け引きと、機体を操る重量感のある一撃――ふたつの異なる戦いの手触りを、ひとつのバトルシステムの中で描き分けているのが特徴だ。

荒野の街から、スクラップの積もる地下施設まで

探索パートでは、砂に覆われた街を歩き回るシーンも確認できる。バリアのようなオブジェクトや積み上げられた木箱が並ぶ通りを、仲間たちが連れ立って進んでいく様子は、旅の途中の一幕を切り取ったものだろう。

一方でこちらは「KARSANDAN SCRAPYARD(カルサンダン・スクラップヤード)」と表示されるエリア。推奨ランクは40〜50とされており、街での探索とは対照的に、機械の残骸が積み重なる無機質な施設の奥を進んでいくことになりそうだ。

リリースは2027〜2028年、価格・日付は「Coming soon」

『Lie of Caelum: Spirit』のSteam対応言語は英語と日本語で、インターフェース・フルオーディオ・字幕のいずれも対応予定。リリース時期は2027年または2028年とされ、記事執筆時点でのストアページの発売日表記は「Coming soon」で、価格を含めた詳細はまだ明らかになっていない。

なお前作『Lie of Caelum』は『RPGツクールMV』で制作されたエピソード配信型のRPGで、今作『Spirit』はそのシリーズの新展開に位置づけられる。今回の話題化を受け、海外のインディーゲーム紹介アカウントでも取り上げられているという。続報は公式X(@lieofcaelum)やSteamストアページで発表される見込みだ。