マーベラスの2027年3月期 第1四半期 決算説明資料について、主要KPIとスライドの要点を整理した。数値・画像は発表元の公開資料に基づく。
## 決算サマリー
2027年3月期1Q(連結)
営業利益
10.4億円
前年同期比 +327.9%
経常利益
11.5億円
前年同期比 +425.7%
親会社株主に帰属する四半期純利益
7.9億円
前年同期比 +595.4%
セグメント別(1Q)
デジタルコンテンツ事業
27.5億円
前年同期比 -47.2%
セグメント利益 3.8億円(前年同期は赤字)
アミューズメント事業
23.0億円
前年同期比 -12.6%
セグメント利益 5.6億円(-26.0%)
音楽映像事業
11.9億円
前年同期比 +34.4%
セグメント利益 5.1億円(+78.7%)
2027年3月期 通期業績予想
親会社株主に帰属する当期純利益
20億円
前期比 +0.3%
## スライド全ページ
P1資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P2資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P3資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P4売上高は前年同期比▲2,483百万円(71.6%)の6,255百万円に留まったが、営業利益は同+798百万円(427.9%)の1,042百万円と大幅増益。
P5資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P6売上高はデジタルコンテンツ▲2,457百万円(52.8%)・アミューズメント▲332百万円(87.4%)と減収も、音楽映像は+306百万円(134.4%)と増収。
P7デジタルコンテンツ事業の売上高は27.5億円(前年同期比52.8%)、セグメント利益は3.8億円で、大規模開発費がなく減収も利益は改善。
P8基幹3タイトル(オンライン1、コンシューマ2)の開発を進めるほか、『Moonlight Peaks』は海外で非常に好調なスタートを切った。
P9アミューズメント事業の売上高は23.0億円(前年同期比87.4%)、セグメント利益は5.6億円(同74.0%)で、ポケモン関連マシンが業績を牽引。
P10音楽映像事業の売上高は11.9億円(前年同期比134.4%)、セグメント利益は5.1億円(同178.7%)と、アニメ二次利用収入の好調で増収増益。
P11プリキュア関連の映画・舞台やミュージカル『龍が如く』など、今期も多数のアニメ・舞台作品の展開を計画。
P12資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P132027年3月期は売上高300億円(前期比79.0%)を計画するが、営業利益30億円(同133.4%)を見込み、配当も前期比+3円の1株15円を予定。
P14資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P15主要株主異動に伴う資本業務提携の解消や自己株式取得・消却など、複数のリリースが同時発表されたことを示すページ。
P16親会社テンセントグループとの資本業務提携を解消し、自己株式取得・消却を含む資本政策を実行する方針を決定。
P17自己株式7.61%にあたる4,630,700株を8月3日付で取得予定で、既存分と合わせ8.04%(5,003,341株)を消却する計画。
P18資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P19自社IP・自社フランチャイズのマルチ展開促進とアライアンス強化による事業機会拡大を重点課題に据える方針。
P20牧場物語30周年・ルーンファクトリー20周年を軸に、新規IP創出と既存IP活用を進める方針を提示。
P21HONEY∞PARADE GAMES・XSEED・G-MODEの各グループ会社ブランディングを強化し、コンシューマ事業への参入も検討。
P22ポケモンシリーズのキッズアミューズメントマシンやプライズゲームの系譜を紹介し、新機軸マシンを多数開発する方針。
P23音楽・2.5次元舞台・アニメ・アーカイブ資産活用など、音楽映像事業の多角的な強化方針を提示。
P24自社IP育成・海外展開・アライアンス強化・新たな価値創造の4本柱で、次の成長ステージを目指す総括。
P25資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P26売上高は6,255百万円(▲2,483、71.6%)と減収だが、営業利益1,042百万円(+798、427.9%)、経常利益1,151百万円(+932、525.7%)、純利益785百万円(+672、695.4%)と大幅増益。
P27四半期売上高は6,255百万円、営業利益は1,042百万円で営業利益率16.7%と、直近四半期の中でも高い利益率を記録した。
P28セグメント別売上高・セグメント利益はデジタルコンテンツ事業2,752百万円・382百万円、アミューズメント事業2,304百万円・560百万円、音楽映像事業1,198百万円・517百万円。
P29事業別売上高はコンシューマゲーム関連1,365百万円、オンラインゲーム関連1,386百万円、アミューズメントゲーム関連2,304百万円、音楽・映像コンテンツ関連465百万円、舞台公演関連732百万円、合計6,255百万円。
P30資産合計は34,267百万円(▲1,243)、負債合計は6,382百万円(▲1,353)、純資産合計は27,885百万円(+110)と財務基盤は安定して推移。
P31資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
## 編集部の視点
1Qは売上高62.6億円(前年同期比▲28.4%)と大幅減収だが、基幹タイトルの発売が第2四半期以降に集中する期ずれが主因で、営業利益は10.4億円(同+327.9%)、純利益は7.9億円(同+595.4%)と大幅増益となった(P4・P26)。アミューズメント事業はポケモン関連キッズマシンの国内外好調で売上23.0億円・セグメント利益5.6億円を確保し(P9)、音楽映像事業もプリキュア関連やアニメ二次利用収入の伸びで売上+34.4%・利益+78.7%と両輪で牽引した(P10・P28)。デジタルコンテンツ事業は大型開発費が一巡し売上は前年同期比▲47.2%に減少したものの、前年同期の赤字から3.8億円の黒字に転換しており収益構造は改善傾向にある(P7・P28)。通期は基幹タイトル数減を織り込み売上高300億円(前期比▲21.0%)の減収を計画する一方、営業利益は30億円(同+33.4%)の増益を見込み、配当も1株15円へ増額予定と株主還元姿勢は強い(P13)。加えてテンセントとの資本業務提携解消に伴う自己株式取得・消却(発行済株式の8.04%)も発表されており(P17)、業績数字以上に資本・株主構成の変化にも注目が必要な四半期といえる。
本記事はマーベラスが公開した決算説明資料を基に、公開情報を要約・整理したものです。特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資助言ではありません。文責:山口修平(Quest Board編集責任者)。