セガサミーHDの2027年3月期 第1四半期 決算プレゼンテーションについて、主要KPIとスライドの要点を整理した。数値・画像は発表元の公開資料に基づく。
## 決算サマリー
連結業績
営業利益
23億円
前年同期 -5億円から黒字転換
親会社株主に帰属する当期純利益
21億円
前年同期 -33億円から黒字転換
セグメント別営業利益
エンタテインメントコンテンツ
49億円
前年同期比 -31.0%
遊技機
25億円
前年同期 -38億円から黒字転換
ゲーミング
-21億円
前年同期 -8億円から赤字拡大
## スライド全ページ
P1資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P2資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P3売上高は950億円(前期810億円)、営業利益23億円(前期-5億円)、純利益21億円(前期-33億円)と黒字転換し、全セグメントで想定を上回るスタート。
P4セグメント別営業利益はエンタメ49億円、遊技機25億円(前期-38億円から黒字転換)、ゲーミング-21億円(前期-8億円)。
P5経常利益36億円に支払利息+7億円・減価償却費+23億円などを加算し、調整後EBITDAは78億円となった。
P6連結の研究開発費・コンテンツ制作費は211億円(前期188億円)、広告宣伝費73億円(前期58億円)、設備投資は35億円(前期41億円)。
P7資産合計は6,103億円(前期末比-170億円)、自己資本比率は58.2%(+1.7p)、ネットキャッシュは-3億円(前期末比-120億円)に悪化。
P8Rovioの商標権残高は443億円で横ばい、GANののれん・無形資産(商標権等)は162億円(前期末164億円)。
P9コンシューマ分野のコンテンツ制作費B/S残高は880億円(前四半期784億円)に増加、内訳は国内スタジオ441億円・海外スタジオ313億円。
P10資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
P11エンタメ事業の売上高は684億円(前期677億円)、営業利益は49億円(前期71億円)で、AM機器販売好調も新作投入前で減益。
P12劇場版「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」は興行収入136億円を突破し歴代4位、AM機器は「UFO CATCHER 10」の販売が好調に推移。
P13コンシューマ/フルゲーム売上高は27/3期Q1で98億円(新作1億円、リピート97億円)となった。
P1427/3期はメタファー:リファンタジオ(26/11/12)やSTRANGER THAN HEAVEN(27/1/15)、ペルソナ4 リバイバル(27/2/18)等の新作を投入予定。
P1527年1月にSTRANGER THAN HEAVEN、2月にペルソナ4 リバイバルを発売予定で、FOOTBALL MANAGERはタイトル・発売時期未定。
P16クレイジータクシー:ワールドツアーとVIRTUA FIGHTER CROSSROADSは27年発売予定、ペルソナ6等その他タイトルはリリース時期未定。
P17遊技機事業の27/3期Q1は売上高175億円(前期110億円)、営業利益25億円(前期-38億円)、経常利益28億円(前期-36億円)と大幅改善した。
P18パチスロはスマスロ リコリス・リコイル(26年9月)や獣王(26年10月)、パチンコはe七つの大罪3(26年8月)等を27/3期中に投入予定。
P19Q2以降投入予定のスマスロ リコリス・リコイルと獣王の筐体画像を紹介し、各タイトルの販売は好調に推移としている。
P20ゲーミング事業の27/3期Q1は売上高80億円(前期13億円)、営業利益-21億円(前期-8億円)、経常利益-17億円(前期1億円)となった。
P21ゲーミング機器の主力筐体GENESIS NOVA/GENESIS ATMOSと、ゲームタイトルRailroad RICHES Link等の主力製品を紹介している。
P22パラダイスセガサミーの27/3期Q1売上高は1,459億ウォン(前期1,391億ウォン)、営業利益154億ウォン(前期335億ウォン)、純利益56億ウォン(前期271億ウォン)。
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P24為替影響でエンタテインメントコンテンツ事業の売上高が約10億円押し上げられ、営業外収益に為替差益4.2億円を計上した。
P25コンシューマは『メタファー:リファンタジオ』26/11/12、『ペルソナ4 リバイバル』27/2/18など発売済み・予定タイトルを一覧化、『ペルソナ6』『トータルウォー:メディーバル3』などは発売時期未定。
P26映像は『刃牙道』第2クールをNETFLIXで26/6/18グローバル独占配信するほか、『アオのハコ』Season2(26/10/4)や『魔法騎士レイアース』(26/10/7)などUNLIMITED PRODUCEプロジェクト作品も展開。
P27AM・TOYは『スマスロ ビッグドリーム』等とは別枠で、『パウ・パトロール マーシャルといっしょ』などAMタイトルを26年7月に集中投入、TOYは『アンパンマンことばずかん3000』を26/8/6発売。
P28パチスロはQ1に『スマスロ ビッグドリーム THE GOLDEN PUSHER』10,400台を導入、Q2以降は『スマスロ リコリス・リコイル』(26年9月)や『スマスロ 獣王』(26年10月、高スペックレンジ)を投入予定。
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## 編集部の視点
27/3期Q1は売上高950億円・営業利益23億円・純利益21億円で前年同期の赤字から黒字転換し、全セグメントで想定を上回るスタートとなった(P3)。牽引役は遊技機で、スマスロ ビッグドリームの好調な販売により売上高175億円・営業利益25億円と大幅改善(P17)。一方、稼ぎ頭のエンタメ事業はAM機器が好調ながら新作フルゲーム投入前のため営業利益は前年比31%減(P11)、ゲーミング事業は買収したGAN・Stakelogicの事業再生費用がかさみ赤字が拡大している(P20)。11月のメタファー:リファンタジオを皮切りに27/1〜2月にかけて主力タイトルが続く計画で(P14)、Q2以降の遊技機新作投入(P18)とあわせて通期計画達成の鍵は下期のタイトルラインアップの成否に懸かる。
本記事はセガサミーHDが公開した決算説明資料を基に、公開情報を要約・整理したものです。特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資助言ではありません。文責:山口修平(Quest Board編集責任者)。