コーエーテクモHDの2027年3月期 第1四半期 決算説明資料について、主要KPIとスライドの要点を整理した。数値・画像は発表元の公開資料に基づく。

## 決算サマリー
第1四半期実績
売上高
173.68億円
前年同期比 +17.4%
営業利益
54.07億円
前年同期比 +51.3%
純利益
113.48億円
前年同期比 +86.9%
FY26通期予想
売上高
900億円
前期比 +1.8%
営業利益
320億円
前期比 -13.9%
純利益
310億円
前期比 -27.6%
## スライド全ページ
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 1ページ
P1資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 2ページ
P2資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 3ページ
P3売上高17,368百万円(+2,568/17.4%)、営業利益5,407百万円(+1,833/51.3%)、純利益11,348百万円(+5,276/86.9%)と大幅増収増益。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 4ページ
P4セグメント別ではエンタテインメント事業が売上高15,930百万円(+2,347)・営業利益5,288百万円(+1,582)と牽引、アミューズメント事業も売上高1,120百万円(+66)・営業利益165百万円(+62)で伸長。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 5ページ
P5FY26通期予想は売上高90,000百万円(+1,607/1.8%)の一方、営業利益32,000百万円(△5,168/-13.9%)、純利益31,000百万円(△11,830/-27.6%)と減益見込みで修正なし。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 6ページ
P6資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 7ページ
P7エンタテインメント売上高15,930百万円(+2,347)のうち、コンソール・PCは7,550百万円(+1,497)、オンライン・モバイルは8,280百万円(+850)といずれも既存タイトルが牽引。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 8ページ
P8コンソール・PC分野の第1四半期販売本数は2,450千本(前年同期1,560千本)で、バックカタログ販売が計画に対して上振れ。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 9ページ
P9オンライン・モバイル分野の売上は8,280百万円(前年同期7,430百万円)で、前年度第3四半期配信開始タイトルなどが貢献し増収。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 10ページ
P10資料内の区切りページ。前後のページとあわせて確認したい。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 11ページ
P11第4次中計はコンソール・PC(大型6・ミドル19)とオンライン・モバイル自社2本の新作を計画し、FY26以降は公表済みだけで新作コンソール・PCが11本に達している。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 12ページ
P12公表済みの大型新作として『Wo Long 2: Wings of Ember』(2027年初頭発売予定)と『進撃の巨人3』(今冬発売予定)を紹介、ミドルクラス以下のタイトルも多数ラインナップ。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 13ページ
P13第4次中計の成長投資は3カ年累計1,100億円以上で大半が人的資本、人件費は年10%水準の増加ペース、2025年度実績は人件費268億円・職場環境整備232億円。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 14ページ
P14グループ従業員数は26/3期で2,835人(開発職人員数は国内1,793人・海外561人)、人件費はFY26Q1が7,520百万円で前年同期比+1,131百万円の増加。
コーエーテクモHD 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 15ページ
P15生成AIは開発だけでなくカスタマーサポートや品質管理、ローカライズ等にも展開し、社内AIChatの利用者数は2,700名超に拡大。
## 編集部の視点
第1四半期は売上高173.68億円(+17.4%)、営業利益54.07億円(+51.3%)、純利益113.48億円(+86.9%)と大幅な増収増益で着地した(P3)。牽引役はエンタテインメント事業で、コンソール・PCはバックカタログ販売が計画を上回り、オンライン・モバイルも前年度配信タイトルの貢献で伸びている(P4、P7〜9)。一方で通期予想は売上高900億円(+1.8%)ながら営業利益320億円(-13.9%)、純利益310億円(-27.6%)と据え置かれており、第3四半期以降に控える『Wo Long 2』『進撃の巨人3』などの新作投入を織り込んだ保守的な計画とみられる(P5、P12)。Q1時点の利益は社内計画を上回るペースだが、会社側も為替や新作の売上次第で通期修正はないとしており、上振れ余地はあるものの現時点で強気に転じたとは言い切れない(P5)。人的資本への積極投資(3ヵ年1,100億円超)は今期も継続しており、中長期の開発体制拡充を優先する姿勢がうかがえる(P13〜14)。

本記事はコーエーテクモHDが公開した決算説明資料を基に、公開情報を要約・整理したものです。特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資助言ではありません。文責:山口修平(Quest Board編集責任者)。