eスポーツクラブ「INSOMNIA」とギア新興ブランド「STORIA」がタッグ

株式会社INSが運営するeスポーツクラブ「INSOMNIA」は、I-CHAIN JAPAN株式会社が展開するゲーミングデバイスブランド「STORIA(ストーリア)」と、2026年7月1日付でスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。

INSOMNIAは東京都墨田区を拠点とする日本初の公民学連携eスポーツクラブで、VALORANT部門、ポケモンユナイト部門、Brawl Stars部門、モバイルレジェンド部門、スマブラ部門、ストリーマー部門など複数タイトルの部門を運営している。今回の提携について、両社は「単なるスポンサーシップの枠を超え、日本のeスポーツ業界に深くコミットし、世界へ向けて確かな価値を残す」ことを目指すと位置づけている。最新の活動状況はINSOMNIA公式Xでも発信される予定だ。

掲げるのは競技力・コミュニティ・社会連携の三本柱

提携では、大きく3つの方向性が示されている。ひとつは「日本発ブランドとしての価値創出」で、両社が持つ日本から世界へという発信力を軸に活動を展開する。ふたつめは「競技力の極大化とコミュニティ拡大」。優れたデバイス環境を選手に提供して競技成績を追求しつつ、サポーターが熱狂できる体験づくりも進める。みっつめは「eスポーツの多角的な発展」で、クラブやブランドの枠を超え、研究・教育・地域連携といった社会的な領域まで協業の対象に含めている。

公式デバイスとして投入される超軽量マウス「shion」

INSOMNIA所属選手やストリーマーは、今後STORIAのデバイスを公式に活用し、競技の最前線でプレイヤー目線のフィードバックも行っていく。STORIAは2026年3月、超軽量と高精度の両立を狙ったゲーミングマウス「shion」を発表しており、約50gという軽さと、最新のPAW3950センサーによる最大8000Hzのポーリングレートが特徴だ。デザイン面でも作り込まれており、競技シーンだけでなく見た目にこだわりたいユーザーからも注目を集めているという。

INSOMNIAはこれまで、オーバーウォッチ部門で2024年に日本準優勝を記録して国際大会へ出場したほか、ポケモンユナイト部門は「Pokémon UNITE Asia Champions League 2025」で優勝しアジア王者として世界大会出場権を獲得。2026年に再始動したVALORANT部門も強豪を破ってPLAYOFFSへ進出し、国内上位4チームの一角として「VALORANT Challengers Japan 2026 Split 2」のメインステージに出場するなど、複数タイトルで実績を積み上げてきたクラブだ。

株式会社INS

株式会社INS

株式会社INSは、東京都墨田区を拠点にeスポーツクラブ「INSOMNIA」を運営する2024年1月設立の企業。VALORANTやポケモンユナイトなど複数タイトルの部門を抱え、公民学連携による人材育成やコミュニティ運営にも取り組んでいる。

共同コンテンツや教育・地域連携も視野に

今後は、両社の世界観を融合させた共同コンテンツの制作や、デバイスを実際に体感できるイベントの企画・開催も予定されている。加えて、eスポーツを通じた次世代育成や、地方自治体・学校と連携した地域活性化施策など、社会貢献につながる取り組みも共同で推進していくとしている。実績あるクラブと新興デバイスブランドの提携が、選手の競技力向上だけでなく、日本のeスポーツシーンそのものにどんな広がりをもたらすのか、今後の動きに注目したい。