地図から選んだ場所へ降下、そのままドライブへ

インディー開発者のPawel Misiurski氏が手がけるブラウザ向けドライブゲーム『Hop.Earth』が、DVLP公式Xで紹介されている。世界地図から任意の地点を選び、パラシュートで着地点を調整した後、その土地の道路へ車で降り立つ作品だ。

開発者は本作の方向性を『Need for Speed』とGoogle Mapsを組み合わせたような体験と表現している。ただし、Google Mapsの景観をゲーム内へ取り込んだものではない。OpenStreetMapの道路データと衛星標高データを組み合わせ、道路や起伏のある地形をリアルタイムで3D生成する仕組みが特徴となる。

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道路も交差点も、走行に合わせてリアルタイム生成

『Hop.Earth』では、選択した地域を固定のステージとして事前に読み込むのではなく、移動先の道路や交差点、走行判定に使う地形を順次生成する。最初に周辺のデータを読み込み、その後は走行に合わせて次のエリアを構築していく方式だ。

この技術により、ひとつの都市やコースに限定されない長距離ドライブを目指している。一方、世界各地の道路を自動処理する作品だけに、交差点などの形状が正しく生成されない場合もあるという。早期アクセス段階では、対応状況や操作感を確かめながら楽しみたい。

実装の一部はGitHubの公開リポジトリでも確認できる。認証やマルチプレイ用サーバー、道路・標高タイルを扱う仕組みなど、ブラウザ上へ広い走行空間を構築するための構成が公開されている。

タイムアタックやルート共有、マルチプレイにも対応

ドライブだけでなく、タイムアタックや走行ルートの共有、マルチプレイヤーレースにも対応する。見慣れた地域を走ってみたり、地形の変化が大きい土地をコースに選んだりと、現実の地理そのものが遊び方の起点になる。

開発中のアップデートでは夜間モードも披露されており、道路・地形テクスチャの改善に加えて、多数の街灯を自動配置する仕組みが導入されている。昼間とは異なる視認性や雰囲気を、生成された道路網へどう落とし込むのかにも注目したい。

基本プレイ無料、長距離走行は有料のInfinite modeで

早期アクセス版は『Hop.Earth』公式サイトで公開中。基本プレイは無料で、アカウントを作成すると一定範囲を走行できる。より遠くまで走り続けられる「Infinite mode」は有料オプションとして提供されている。

自動生成される道路の完成度や夜間モードなど、今後も確認したい要素は残されている。それでも、地図上の場所を選ぶ行為がそのままドライブの出発点になる設計は明快だ。PCへゲームをインストールせず、ブラウザから世界各地の道路へ乗り出せる意欲作として、開発の行方を追っておきたい。