ミストリアでの暮らしが完成形へ、Steam正式版がリリース

NPC Studioが開発・販売する農場ライフシミュレーションRPG『Fields of Mistria』のバージョン1.0が配信された。Steamストアでは正式リリース日が2026年8月5日と記載されており、日本では8月6日を迎えてから正式版を遊べるようになった。

2024年8月5日の早期アクセス開始から約2年を経て迎えた今回の正式リリースでは、結婚や子ども、町の修復ストーリーの完結、Steam実績などを実装。日本語を含む7言語のベータ版ローカライズも加わった。正式版への移行に伴う価格の引き上げは予定されていない。

農場と町の物語、博物館まで最後まで進められる

バージョン1.0では、町の修復ストーリーを最後まで進められるようになり、町の名声レベル上限も100へ引き上げられた。新たな町ランクイベントに加え、Saturday MarketにはStillwellとZorelが登場する。

Stillwellを解放すると市場に設置されたボードから新たなミッションに挑める。ZorelからはCrystal ResonatorとSong Crystalを購入でき、農場や自宅の部屋で流れる音楽を変更可能だ。博物館にはHoney SetとTerrarium Treasures Setが加わり、コレクション全体を完成させられるようになった。

春の畑仕事だけでなく、秋の川辺での釣りや季節ごとの景色も本作の魅力だ。正式版では冬の新曲1曲とSong Crystal用の楽曲10曲が加わり、既存の季節曲4曲も進行に応じて特別なロングバージョンへ切り替わる。

そのほか、家を最大まで増築すると外観を複数のスタイルから変更可能になる。新しい家具や装飾品、7種類のスキルPerk、大きなニワトリの乗り物など、日々の暮らしを広げる要素も追加された。

10ハートの先へ――プロポーズ、結婚、子どもを実装

冬のミストリアで住民と会話する場面
季節ごとの暮らしに、住民との新しい会話やイベントが加わる。
Marchとの会話で返答を選ぶ場面
恋愛対象の住民はハートレベル10まで関係を深められる。

住民との関係では、NPCのハートレベル上限が10へ拡張された。恋愛対象の住民にはハート10のプロポーズイベント、婚約中の会話、結婚式、結婚後の会話と生活パターンが用意されている。

婚約指輪は交際中の住民とハート10に到達すると鍛冶場で製作可能になる。結婚式前には花の色、ケーキの味、披露宴の料理といった内容を婚約者との会話で決められるなど、人生の節目を自分らしく演出できる。

結婚後には、子どもを望むプレイヤー向けの任意イベントも発生する。結婚から数週間後に「Mystical Feather」を入手する場面が用意され、家族について話し合う流れへ進める仕組みだ。

日本語を含む7言語はベータ版として提供

新たに対応したベータ版ローカライズは、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、韓国語、ロシア語、スペイン語の7言語。日本語で世界観や住民との交流を楽しめる一方、現段階では初期ベータ版である点には留意したい。ローカライズの方針や注意事項は公式FAQで確認できる。

細かな視認性も調整され、Caldarusの像には会話可能であることを示すアイコンが追加された。明るさと彩度のスライダーを含む新しいグラフィック設定も用意され、環境に合わせて表示や動作を調整しやすくなっている。

Steam実績は既存セーブにも対応する。セーブデータを読み込むと進行状況に応じた実績が遡って付与されるため、早期アクセス版から農場を育ててきたプレイヤーも最初からやり直す必要はない。遡及付与を避けたい場合は、新しいセーブで始めることもできる。

パフォーマンス改善を重ね、正式版の先も更新を予定

バージョン1.0ではコンテンツだけでなく、動作面にも大きく手が入った。前回のアップデートからパフォーマンスが改善され、VRAM使用量は50%以上削減。古いPCで起動を妨げていた問題や、ペット、博物館、扉周辺などで発生していたクラッシュ・進行上の不具合も修正されている。

日本語などのローカライズ導入に関連する起動時クラッシュについても、ホットフィックスが実施済みだ。より詳しい変更内容は公式パッチノートで確認できる。

正式リリースは開発の終点ではなく、今後も追加コンテンツやパッチが予定されている。不具合を発見した場合は公式の不具合報告フォーム、遊んだ感想や要望は一般フィードバックフォームから送信できる。