戦国期の日本を舞台にした新作ターン制RPG『エクスペディションズ:サムライ』が早期アクセス開始

THQ Nordicと開発元Campfire Cabalは、ターン制RPG『エクスペディションズ:サムライ(Expeditions: Samurai)』のSteam早期アクセス配信を開始した。舞台は内乱に揺れる17世紀初頭の日本。物語重視のロールプレイとターン制の戦術戦闘を組み合わせた「Expeditions」シリーズの最新作で、これまで古代ローマやヴァイキング時代を旅してきたシリーズが、初めて戦国期の日本に舞台を移した一本となる。

価格は29.99ドル/29.99ユーロで、Steamでは8月14日まで34%オフのローンチ割引が適用されている。

異国の船で流れ着いた男が見る、荒れ果てた社の風景

紹介動画

プレイヤーが操るのは、オランダのフリゲート船「デ・アルバトロス」で日本に上陸した私掠船乗組員のリーダー。政治的な策略や危険な衝突が渦巻く戦国の地で、下す選択の一つひとつが自分たちの運命と、この国の歴史そのものを左右していく。

苔むした石段、朽ちかけた石垣、木立の奥にひっそりと佇む鐘――探索先で出会う風景には、長い戦乱の気配と、それでも残る人の営みの痕跡が同居している。単なる異国情緒の演出にとどまらず、「この土地で何が起きてきたのか」を静かに物語る画作りだ。

対話の一つひとつが、乗組員と歴史の行方を左右する

上陸した一行は、まもなく地元の武士・タナカ タカユキと接触することになる。「その船と装いを見るに、お前は見慣れぬ異国人のようだが」と探りを入れられる場面のように、どう受け答えするかで相手の印象や、その後の展開が変わっていく分岐会話が随所に用意されている。

出自をどう名乗るか、誰の味方につくか――こうした選択の積み重ねが、物語やキャラクターたちの運命を左右する設計は、これまでの「Expeditions」シリーズが得意としてきた部分でもある。

刃を抜くか、闇に紛れるか――選べるターン制の戦術戦闘

課題への対処法は一つではない。ステルスで敵の目をかいくぐる、交渉で事を収める、策略を巡らせる、あるいは真正面から刃を交える――状況に応じて複数のアプローチを選べるのが本作の特徴だ。

戦闘に踏み込めば、耐久力・防御・鈍器/刺突/斬撃への耐性・火や毒への耐性といった細かなステータスを持つユニットが、ターンごとに駆け引きを繰り広げる。木造家屋が連なる日本家屋の路地や渡り廊下も戦場となり、地形を活かした立ち回りが求められる。

自分だけの漂着者を作り、一人でも仲間とでも日本を歩く

主人公の外見は、髪型や体格、顔立ちまで細かくカスタマイズ可能。作中では初期名として「ヘンリー・フリン」が用意されているが、自分好みの漂着者を作り上げてから船出できる。

プレイスタイルはソロプレイのほか、2人での協力プレイにも対応。仲間と一緒に、それぞれの選択が絡み合う戦国の物語を歩むこともできる。

戦国の町を行き交う人々、早期アクセスは本日から

赤い幟が連なる市場、荷を運ぶ人々、軒を連ねる木造建築――探索の舞台は荒野の遺跡だけでなく、活気の残る町並みにも広がっている。

早期アクセス期間中は、プレイヤーからのフィードバックを踏まえた大型アップデートが3回予定されており、今後の開発計画は公開中のロードマップで確認できる。詳細情報は公式サイトにまとまっている。

本作はTHQ Nordicが手がける「Expeditions」シリーズの最新作でもある。シリーズにはこれまで、古代ローマを舞台にしたExpeditions: RomeGOGEpic Gamesでも配信中)、ヴァイキング時代を描いたExpeditions: Vikings、大航海時代のExpeditions: Conquistadorがあり、今回初めて舞台が日本へと移った形だ。

『エクスペディションズ:サムライ』は現在Steamで早期アクセス配信中。34%オフのローンチ割引は8月14日までとなっており、気になる人はこの機会にチェックしておきたい。