学生たちが本気で作った8本、東京ゲームショウ2026のインディーズコーナーへ

デジタルハリウッド大学(DHU)内の学生ゲーム制作コミュニティ「デジタルハリウッドゲームス(DHG)」が、東京ゲームショウ2026のインディーズゲームコーナーに、学生制作作品8点を出展することが発表された。
DHGは専攻・学年・国籍の異なる学生がプログラマーやアーティスト、モデラー、企画職として集まり、ゲーム制作を通じて学び合うコミュニティ。2025年10月から出展作品の募集を開始し、学内外での複数回のプレ展示を重ねながらブラッシュアップを続けてきたという。今回はその成果である8作品が、幕張メッセホール9のインディーズゲームコーナー・ターンキーブースに並ぶ。
幻想と記憶をめぐる3つの物語

まず目を引くのは、サスペンスアドベンチャー『Mask Mystique』。仮面に覆われた幻想的な世界を舞台に、その裏に隠された世界の本当の姿を暴いていくストーリーが描かれる。キービジュアルでは、書物が積み重なる街並みを軽やかに駆け抜ける、マントをまとった黒猫の姿が印象的だ。

『星海の記憶』は、水没した宇宙を舞台にした3Dアクションアドベンチャー。失われた記憶をたどる冒険が描かれ、キービジュアルには宇宙服姿の2人のキャラクターが深い青の空間に佇む姿が収められている。

『InvI』は、見下ろし視点と横スクロールを切り替えながら戦う2D×2Dアクション。平成初期の集落を舞台にした物語という。氷に閉ざされたような幻想的な建造物を背景に、2人のキャラクターが並び立つビジュアルが公開されている。
ロボットで世界を耕し、都市を守り、遺跡を彷徨う4作品

『スパモン創世記』は、カスタム可能な工業用ロボットを操り、土地を開拓しながら世界の維持・拡張を目指すゲーム。キービジュアルには武装したロボットと、巨大な目を持つ不気味な生物が並び、独特な世界観をうかがわせる。

『FRONTLINE GUARDIAN』は、世界最後の都市の守護者となり、都市の運営と防衛を行うリアルタイムストラテジー。社会派なテーマを扱う作品で、大樹と白亜の建造物が広がる街並みのビジュアルが公開されている。

『Explorer』は、荒廃した惑星を舞台に、異形の巡礼者となって遺跡を探索するサバイバルホラー。言葉に頼らない体験設計が特徴で、骸骨のような顔を持つ武装キャラクターのビジュアルが不穏な雰囲気を漂わせる。

『Project STG』は、宇宙戦闘機を操って謎の侵略者を撃退する横スクロール型の2Dシューティング。設計図を思わせる線画のキービジュアルが、開発の作り込みを予感させる。
五感で「試合」を感じる、観戦体験そのものを変えるシステム

そして8作品目の『MS³(エムエスキューブ/Multi-Sensory Synchronization System)』は、これまでの7作品とは毛色の異なる、没入型のeスポーツ観戦システムだ。試合中のゲーム内イベントと現実空間をリアルタイムに同期させ、光・音・振動・香り・味覚の五感を通じてプレイヤーの興奮を観客も共有できるようにする試みで、「観る」だけだったeスポーツ観戦のあり方そのものに一石を投じる内容になっている。
デジタルハリウッド株式会社
デジタルハリウッド株式会社は、株式会社立大学「デジタルハリウッド大学(DHU)」を運営する教育企業。DHUは2005年に文部科学省認可のもと開学し、現在は東京・御茶ノ水を拠点に、世界48ヶ国・地域出身の学生が学ぶデジタルコミュニケーション学部を展開している。
会期は史上初の5日間、幕張メッセホール9で
東京ゲームショウ2026は、ビジネスデイが9月17日・18日の10:00〜17:00、一般公開日が9月19日・20日の9:30〜17:00、9月21日の9:30〜16:30というスケジュールで開催される。DHGの8作品が並ぶのは、幕張メッセ ホール9のインディーズゲームコーナー・ターンキーブースだ。
最新情報や当日の様子は、DHGの公式X「@DHG_dhu」や公式Instagram、noteでも発信される予定。詳細はデジタルハリウッド大学公式サイトでも随時案内されるので、会場で作品に触れる予定の人はあわせてチェックしておきたい。





