『紅の砂漠』、英国の開発者アワードで技術革新賞に輝く
Pearl Abyssが手掛けるオープンワールドアクションアドベンチャー『紅の砂漠(Crimson Desert)』が、英国・ブライトンで開催されたDevelop:Star Awards 2026の「Best Technical Innovation(技術革新賞)」を受賞した。授賞式は2026年7月15日夜、ブライトン・ドームで行われ、結果は翌16日に主催のDevelop Conferenceが公式サイトで発表した。Develop:Star Awardsは、英国で毎年開催されるゲーム開発者向けカンファレンス「Develop:Brighton」の一部として行われる賞で、業界内ではBAFTA Games AwardsやGolden Joystick Awardsと並び称される権威ある賞とされている。
並み居る大作を抑えての受賞
Best Technical Innovation部門は、ビデオゲームのソフトウェア・ハードウェア・エンジンにおける卓越した技術革新を表彰する部門だ。今回『紅の砂漠』は、最終候補として『Death Stranding 2: On the Beach』『DOOM: The Dark Ages』『Ghost of Yōtei』といった話題作と肩を並べており、その中から選出された形になる。
評価されたのは自社製「BlackSpace Engine」
今回の受賞でPearl Abyssの技術力の核として評価されたのが、自社開発の次世代ゲームエンジン「BlackSpace Engine」だ。『紅の砂漠』の世界観を実現するために開発されたこのエンジンは、ビジュアル品質や没入感を損なうことなく、広大でシームレスなオープンワールドを描き出す点が特徴とされる。エンジンの中身については、開発陣自らが技術解説を行った映像でも確認できる。
授賞式では他部門でも話題作が栄誉に
同日の授賞式では、Best Gameに『Clair Obscur: Expedition 33』、Best Visual Artに『Ghost of Yōtei』、Best Studioにフロンティア・ディベロップメンツ(Frontier Developments)が選出されるなど、他部門でも注目作がそろって受賞している。
大陸パイウェルの物語は今も進行中
『紅の砂漠』は2026年3月19日に世界同時発売された、Pearl Abyssの大型新作オープンワールドアクションアドベンチャー。PC(Steam・Epic Games Store)、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Apple Macとマルチプラットフォームで展開されている。作品の詳細や続報は公式サイトや公式X(@CrimsonDesert_)で随時発信される。
BlackSpace Engineは次世代タイトルへも展開
Pearl Abyssは、BlackSpace Engineを開発中の新作『DokeV』『PLAN 8』にも展開していく方針を示している。今回の受賞は、1本のタイトルの完成度にとどまらず、同社が積み上げてきた技術基盤そのものへの評価と言えそうだ。




