狐と蛙が迷い込む怪しい島、2027年春にSwitchへ

探索型3Dアクションアドベンチャー『狐ト蛙ノ旅 アダシノ島のコトロ鬼』が、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに2027年春に配信される。2026年10月28日、Indie World公式Xで発表された。価格は現時点で明らかにされていない。
本作の主人公は狐の少女と、その相棒である蛙。どこか懐かしく、それでいて怪しいアダシノ島へ迷い込んだふたりが、家に帰る方法を探して島を巡る。
発表にあわせて公開されたIndie World公式映像では、提灯の明かりが揺れる街並みや、島の住民との会話、闇の中から迫る鬼の姿を確認できる。
紹介動画
提灯、ネオン、古びた店――懐かしさと異様さが同居するアダシノ島

アダシノ島には、古びた店や屋台、鳥居、ネオン看板などが入り交じる独特の風景が広がっている。居酒屋のような店内で、狐の少女と蛙が店主に宿泊先を尋ねる場面からも、島の住民との会話が探索の手がかりになることがうかがえる。

料理が並ぶ和室には、大きな面やだるま、こけしが飾られている。柔らかな色使いの中に、どこか落ち着かない異物が紛れ込む画作りが印象的だ。公式サイトでは、本作を「不思議な日本」を舞台にした3Dアドベンチャーゲームとして紹介している。

島ではさまざまな住民との出会いも待っている。狐の少女が、明かりのともる建物の廊下で老婦人と向き合う場面もあり、会話を重ねながら島の事情をひも解いていくことになりそうだ。
物語の舞台となるのは十五夜を迎えた夏の終わり。長い一夜の中で、狐の少女と蛙がどのような道をたどるのかが描かれる。
祠に灯をともし、光を頼りに探索範囲を広げる
本作は、島を歩いて住民と会話する探索パートと、追ってくる鬼から逃げる鬼ごっこパートで構成される。探索中は各地の祠に灯をとすことで、足を運べる場所が広がっていく。
狐の少女が持つ光には、闇を払い、見えなかった道を発見する役割もある。明かりは雰囲気を彩るだけでなく、アダシノ島を進むための重要な手段となる。

一方、暗闇には巨大な面のような鬼が潜んでいる。鬼ごっこパートでは、限られた回数だけ使える光で鬼を一時的に足止めし、安全な道や隠れ場所を探しながら逃げなければならない。光は祠で回復できるため、残り回数と周囲の地形を見ながら使う判断が求められる。
温かさのすぐ隣に不穏さがある、長い一夜の旅

湯けむりに包まれた温泉で蛙がくつろぐ場面など、緊張が続くだけではない一幕も描かれる。温かな灯、少しとぼけた会話、闇に潜む怪異が同じ島に存在することが、本作ならではの空気を作り出している。
開発はRias/リアス、パブリッシャーはroom6とyokazeが担当する。PC版も2027年の配信を予定しており、Steamストアページではウィッシュリストへの登録を受け付けている。
Nintendo Switch 2/Nintendo Switch版の配信は2027年春。ノスタルジックな街並みと怪異が溶け合うアダシノ島で、狐の少女と蛙が家へ帰る道を見つけられるのか。続報と配信を待ちたい。









