前作から十二年後、クルル姫が理想の王子様を探す旅へ

1999年に日本一ソフトウェアが32ビット家庭用ゲーム機向けに発売したミュージカルRPG『リトルプリンセス マール王国の人形姫2』が、旧機種の名作を最新ハードで復刻するシリーズ「コンソールアーカイブス」の一本として、2026年8月20日にNintendo Switch 2とPlayStation 5向けに配信を開始した。価格は両機種共通で1,500円。

Nintendo Switch 2版はニンテンドーストアで、PlayStation 5版はPlayStationストアでそれぞれ購入できる。同シリーズでは前作「マール王国の人形姫」も一足先にSwitch 2・PS5向けに配信開始済みで、今作はその続きにあたる作品だ。

新しい冒険に出るクルル姫、旅立ちの瞬間

物語の舞台は、前作から12年後のマール王国。主人公は、前作の主人公コルネットと王子フェルディナンドの娘であるクルル。おてんばに育った彼女が、理想の王子様を求めて自ら旅立っていく姿が描かれる。画面には「Alright, my next adventure is calling for me!(さあ、次の冒険が私を呼んでいる!)」という一文が映り、好奇心の赴くままに城を飛び出していく彼女の性格がよく表れている。

旅の道中では、橋の上で見知らぬ相手と言葉を交わす場面も。行く先々で誰かと出会い、心を通わせながら王子探しの旅を続けていくロールプレイングらしい構成がうかがえる。

一新された戦闘システムで、仲間との戦いがより戦術的に

本作最大の変更点は戦闘システムだ。森の中で繰り広げられる戦闘画面では、クルルを含む4人パーティが、ぷにぷにとした紫色のモンスターと対峙する様子が確認できる。前作とは異なる戦術性が持ち込まれており、シリーズ経験者でも新鮮な駆け引きを楽しめる作りになっているという。

別の戦闘シーンでは、宙に浮く魔法使いキャラクターが「MegaMeteor」という強力な魔法を発動する瞬間もとらえられている。ミュージカルRPGならではの華やかな演出と、戦術を練る歯応えのある戦闘が両立している点は、リメイクならではの見どころと言えそうだ。

賑やかな演出で彩られるキャラクターたち

本作は「豊かに感情を表現するキャラクター」も特徴に挙げられている。誕生日を祝うカットシーンでは、たくさんの仲間やクリーチャーに囲まれ「Happy Birthday」の文字が入ったケーキを前に、猫のキャラクターが「Make a wish, meow!(お願いごとをしてね、にゃー!)」と呼びかける、にぎやかで愛らしいひとコマが用意されている。マール王国らしい温かみのある世界観が、こうした細部の演出からも伝わってくる。

配信情報まとめ

対応プラットフォームはNintendo Switch 2とPlayStation 5、価格は1,500円、プレイ人数は1人。対応言語は日本語・英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語で、このうち日本語以外はオプションメニューおよびマニュアルのみの対応となる。著作表記は「©Nippon Ichi Software, Inc. / ©HAMSTER Corporation」。

配信元のハムスターは、本作を配信するにあたり公式サイトのほか、XYouTubeInstagramFacebookでも情報を発信している。シリーズの詳細はコンソールアーカイブス公式サイト英語版ページもあり)で確認できる。12年の時を経てクルルが歩む新たな旅路を、この機会に体験してみてはどうだろうか。