崩壊した戦場を戦車で駆ける新作、『TankRat』が2027年1月15日に発売決定

終末世界サバイバル探索アクション『TankRat(タンクラット)』が、SteamとPlayStation5向けに2027年1月15日発売されることが決定した。開発はAlpha Channel Inc.、パブリッシングはKepler Interactiveが手がける。発表はgamescom Opening Night Live 2026(2026年8月25日)にて行われた。

本作の舞台は、人類の争いの果てに荒れ果てた戦場「イベント封鎖地域(ECA)」。プレイヤーはデジタル化された人間の意識を持つ主人公Whittakerとして、無人機「Needle」に宿り、この崩壊した世界を進んでいく。最終目標は、伝説の空中都市「Highpoint」への到達だ。

花咲く廃墟を進む、静かなイベント封鎖地域

公開されたスクリーンショットのひとつには、朽ちた鉄塔と廃屋が霧の向こうにたたずむ、草花の生い茂る野原が写る。手前に停まっているのが、Whittakerの意識が宿る戦車型ドローン「Needle」だ。戦闘の緊張感だけでなく、人の営みが失われた土地に自然が静かに戻ってきているような、終末世界らしい寂寥感のある画作りになっている。

敵の戦車を撃破し、パーツを奪って自分を鍛え上げる

一方でこちらのカットは一転して戦闘の真っ只中。炎上する草原を背に、Needleが巨大な敵――ネオンサインの残る崩れかけの建造物を背負って浮遊する怪物的なマシン「Tankrat」に砲撃を放っている。本作では、こうした敵の戦車型マシンを撃破し、その残骸から武器やパーツを回収して自機にグラフト(接合)することでカスタマイズしていく。倒した相手の力を取り込んで少しずつ強くなっていく手応えが、探索と戦闘の軸になりそうだ。

廃墟の奥に潜む、名前を持つ機械たち

荒廃した建物内から外を見つめる、LITCHと記された浮遊ドローン
LITCH
赤い光に照らされた通路に浮かぶ、SERGEIと名札の付いた小型ドローン
SERGEI

崩れた家屋の内側から監視塔のある景色を見つめる「LITCH」と名付けられた浮遊ドローン、そして赤い光に沈む通路で「HELLO MY NAME IS SERGEI」の名札を掲げる小型ドローン。廃墟のあちこちに、こうした名前や落書きの残る機械たちの気配が漂っている。ただ荒廃しているだけでなく、かつてそこに人が暮らしていた痕跡や、機械同士のちょっとした遊び心が随所に感じられる作りだ。

配管が縦横に走る薄暗い通路のカットも公開されており、地上の廃墟だけでなく、施設や巨大機械の内部に踏み込むような場面も用意されているようだ。

前作からの正統進化、そして延期を経ての発売決定

Alpha Channel Inc.は、2024年にEpic Games Storeで配信された前作『TankHead』を大幅に進化させる形で本作を開発してきた。『TankRat』自体は2025年12月のThe Game Awards 2025で発表され、当初は2026年春の発売が予定されていたが、その後延期が発表されていた。今回のgamescom Opening Night Live 2026で、あらためて2027年1月15日という発売日が明かされた形だ。

最新情報や続報は、公式サイトのほか、公式X公式Discord公式YouTubeInstagramTikTokで発信されている。気になった人は、Steamストアページでウィッシュリスト登録をしておくとよいだろう。