マスターアップ完了、『COCORO』が8月27日発売へ準備を整えた

グッドスマイルカンパニーとフロントウイングが贈る新作ノベルゲーム『COCORO』が、公式Xにてマスターアップ(完成)を報告した。発売予定日は2026年8月27日で、PC向けにSteam・DMM GAMES・DLsiteで配信される。
本作はフロントウインとグッドスマイルカンパニーによる共同ノベルゲーム企画の第2弾にあたる。第1弾は『KANADE』で、『COCORO』は公式サイトとSteamストアページが2026年6月5日にオープン、発売日は同年6月19日に正式発表されていた。今回のマスターアップ報告で、発売に向けた開発作業が完了した形だ。
崩壊した九十九市で、少年とロボット少女が紡ぐ初恋の夏

物語の舞台は、AIの暴走によって崩壊した街「九十九市」。かつてこの地で暮らしていた少年は、故郷に帰郷したことをきっかけに、人間になることを望むロボット少女ココロと再会する。彼女は約束通り、ずっと少年の帰りを待ち続けていた――そんな二人の運命的な夏を描くノベルゲームだ。
企画・シナリオは『ATRI -My Dear Moments-』を手がけた紺野アスタ氏が担当。キャラクターデザインは『〈物語〉』シリーズや『グリザイア』シリーズで知られる渡辺明夫氏が務め、ココロ役の声優は羊宮妃那さんが演じる。静かな暮らしの中に温かさと切なさを同居させる筆致は、両氏のこれまでの作品を知るファンにとっても見逃せないポイントだろう。
温室の記憶と、消えかけたノイズの向こう側

紹介動画
公開されているOPムービーからも、本作が単なる甘い恋愛劇にとどまらない気配が伝わってくる。ノイズがかった映像の中で「カメラの感度を最大まで上げる」というセリフが差し込まれる場面など、崩壊した世界ならではの不穏さと緊張感が随所ににじむ。

一方で、星空の下の温室に佇む「不思議な少女」が「またのご来園をお待ちしています」と語りかける場面は、荒廃した街の中にわずかに残された穏やかな時間を感じさせる。九十九市という舞台が、単なる廃墟ではなく、かつての日常の記憶を宿した場所として描かれていることがうかがえる。
少年を取り巻く新たな出会いたち
ココロとの再会だけでなく、少年の周囲には新たな人物たちとの関わりも描かれる。かつての住人だったという風音との会話や、ココロの素性を探るような霧香とのやり取りなど、九十九市という舞台に生きる人々の関係性も本作の見どころのひとつになりそうだ。
マスターアップ記念、渡辺明夫氏サイン入りB2ポスターが抽選で当たる
マスターアップを記念したプレゼントキャンペーンも実施されている。キャラクターデザインを手がけた渡辺明夫氏の直筆サイン入りB2ポスターが、抽選で3名にプレゼントされる。応募条件は、Steamのウィッシュリスト登録画面のスクリーンショットを投稿し、公式Xをフォローすること。応募期間は2026年8月14日23:59までとなっており、発売日までに参加しておきたい内容だ。
『COCORO』は8月27日の発売に向けて、いよいよ完成形が姿を現した。崩壊した街で紡がれる少年とロボット少女の初恋の行方を、続報とともに追っていきたい。





