無数に連なる「部屋」を彷徨う新作SFアドベンチャー、8月13日発売決定

SFアドベンチャー『プラトニカ・スペース』(PLATONICA SPACE)のSteamストアページに、発売日が2026年8月13日と表示された。対応プラットフォームはPC(Steam)で、対応OSはWindows 10/11およびmacOS Sequoia以降。対応言語は日本語、英語、簡体字中国語、繁体字中国語で、いずれもフルボイス対応となっている。
シナリオ・開発を手掛けるのはKazuhide Oka氏。パブリッシングはKAMITSUBAKI STUDIOとyokazeが担う。ジャンルは「サイコロジカル空間探索ADV」で、探索・ミステリー要素を軸にした一人称視点の物語体験だ。
紹介動画
見知らぬ部屋で目覚め、誰かの記憶を辿る

物語は、記憶を失った主人公が奇妙な空間の一室で目覚めるところから始まる。植物が生い茂る温室のような部屋で「誰かの記憶?」とつぶやく宇宙服姿の人物・エララも、この空間に居合わせた一人だ。プレイヤーはアイテムを特定の「場所」に置くことで、失われた記憶を少しずつ取り戻していく仕組みになっている。

道中で出会うのはエララだけではない。オレンジ色の照明が灯る一室では、ゾーイという人物が「私たち、誰かに閉じ込められてる感じ?」と不安げにこぼす場面もある。本作には合計4人の登場人物が登場し、それぞれが秘密を抱えながら、主人公とともに空間の正体に近づいていく構成だ。
オフィスに洗濯場、まるで宇宙船の客室まで――変わり続ける部屋の数々

この空間を特徴づけているのが、目覚めるたびに構造が変化する無数の「部屋」だ。書類やファイルキャビネットが並ぶ、どこにでもありそうなオフィスの一室もあれば、

宇宙船やシャトルの客室を思わせる座席がずらりと並ぶ部屋も存在し、日常的な光景と非日常な光景が唐突に隣り合う不気味さが本作の空間探索の肝になっている。

洗濯機が並ぶランドリールームのような部屋も登場し、ゾーイとみられる人物が機材を手に立ち尽くす姿も確認できる。探索を続けるうえでは、行動を重ねるごとに蓄積していく「眠気」がリセット要素として機能する点も本作ならではの仕掛けだ。眠気が溜まりきる前にどこまで手がかりを集められるか、という緊張感が探索に組み込まれている。
『ガールズメイドプディング』からの系譜、ANMCプロジェクトの新作として
Kazuhide Oka氏は、これまでに『ガールズメイドプディング』『ナツノカナタ』を手掛けてきた作家で、2024年5月にKAMITSUBAKI STUDIOへストーリーライター・インディーゲーム開発者として参加した経緯を持つ。いずれの過去作もSF・ミステリー要素を含むアドベンチャーとして知られており、『プラトニカ・スペース』はその延長線上にある新作といえる。
本作は、VTuber・音楽アーティストを擁するクリエイティブレーベルであるKAMITSUBAKI STUDIOが手掛ける、音楽×インディーゲームプロジェクト「ANMC(アノマチ)」の一作でもある。作品にまつわる最新情報は、公式Xや公式YouTubeで発信されている。
これまでの歩みと、気になったらチェックしたいポイント
『プラトニカ・スペース』は2025年7月14日に発表され、京都で開催された「BitSummit the 13th Summer of Yokai」(2025年7月18日〜20日)で世界最速の試遊出展を果たした。その後、2026年6月12日からは期間限定の無料体験版がSteamで配信され、Steam Nextフェス(2026年6月16日開始)にも参加している。
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価格は本稿執筆時点でストアページに未掲載だが、発売日の2026年8月13日に向けて続報が予想される。無数の部屋を巡りながら記憶の断片を集めていく本作、気になった人はSteamストアページをウィッシュリストに入れて続報を待ちたい。




