借金のかたに無人島送り、めざすは「かわいい版タルコフ」

ZephyrStudioが手がける新作PvE脱出シューター『限界サバイ部!』が発表され、Steamストアページが公開された。開発元のZephyrStudioは、以前『モン娘ぐらでぃえーた』を手がけた個人ゲーム制作サークルで、今回は「わくわくゲームズ合同会社」がパブリッシングを担当する。発表は湊あおい(ZephyrStudio)のポストによるもの。

銃も撃ったことがない女の子が、いきなり生き残りをかけた舞台に

物語は、友人の借金の「かた」として、無人島で行われるサバイバルゲームへ強制的に参加させられるところから始まる。武器を握った経験すらないまま島へ送り込まれる主人公の戸惑いが、そのまま本作の出発点になっている。島では隠れながら物資を集める道と、ほかの参加者から奪う道のどちらを選ぶこともでき、選択とクエストの進行によって物語は複数のエンディングへ枝分かれしていく。

管理すべき要素は体力だけではない。弾薬や空腹はもちろん、トイレの我慢度合いまでもがゲージ化されており、探索中に倒されればせっかく集めたアイテムも失ってしまう。緊張感のある探索と、どこか間の抜けた生活感が同居しているのが本作の特徴だ。

拾った物資はトレーダーとの取引と、秘密基地の強化へ

島から持ち帰ったアイテムは、トレーダーとの取引やクエストの達成に使われ、資金や装備の足しになる。ゲーム内では所持金や在庫を管理するインベントリ画面も用意されており、限られた物資をどう活かすかが立ち回りの鍵を握りそうだ。

拠点となる秘密基地は棘の柵で囲まれ、コンテナやテントを組み合わせて拡張していく作りになっている。集めた資材で基地を発展させれば、便利なアイテムやステータス強化といった恩恵が解放される仕組みだ。

荒廃した島を駆け抜け、また基地の焚き火へ戻る

崩れたビルや乗り捨てられた車両が並ぶ市街地では、敵との遭遇や不穏な痕跡が見え隠れする。緊迫した探索の先には、テントや焚き火を囲む拠点での一息つく時間も待っている。

体力を大きく削られながらも森の拠点に戻り、装備を整えて次の探索へ向かう――そんな「命がけの往復」を繰り返すサイクルが、本作のPvE脱出シューターとしての骨格になっている。

対応プラットフォームと今後

『限界サバイ部!』はPC(Steam)向けにシングルプレイヤー作品として展開され、日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語のインターフェースと字幕に対応予定。発売時期は現時点で未定となっている。物資管理とサバイバル、そして秘密基地の育成を組み合わせたシステムがどこまで遊びごたえのあるものに仕上がるか、続報を待ちたい。

編集部