5時間遅れの船出、CEOが自ら綴った謝罪から始まった配信初日

開発元Hound13によるオープンワールドRPG『ドラゴンソード:アウェイクニング』が、2026年7月23日にSteamで配信を開始した。買い切り型(価格3,480円)のタイトルで、ガチャは実装されていない。

配信は当初、日本時間同日午前7時の全世界同時スタートを予定していたが、Steam側の審査が完了しておらず延期。実際の配信開始は正午過ぎにずれ込んだ。Hound13の代表でありディレクターも務めるパク・ジュンシック氏は、自らの言葉で「約束していた時間にお届けできず申し訳ない」とファンに謝罪するコメントを発表し、配信直前に寄せられた45万件以上のウィッシュリスト登録に対し、長い道のりを共に歩んだプレイヤーへの感謝を綴った。

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続報や配信状況は公式X公式Discordで随時発信されている。発売を記念したローンチトレーラーも公開中だ。

紹介動画

舞台は再生された大陸オルビス、Unreal Engine5で描かれるファンタジー

本作はUnreal Engine5で描かれるファンタジー世界「オルビス大陸」を舞台にしたオープンワールドRPGだ。画面に表示されるパーティ編成からは、ルート、カステラ、アリアといった仲間を引き連れ、水辺に面した城塞都市を見晴らす草原を歩く様子がうかがえる。空に浮かぶ結晶のような山や、遠くを飛ぶ竜の姿も確認でき、探索のしがいがありそうな広大な地形が広がっている。

19人の英雄を入れ替えながら戦うタッグアクション

バトルシステムの核となるのが、全19人のヒーローを切り替えながら戦うタッグアクションだ。掲載した戦闘画面では、Kalsion、Aria、Kalienの3人パーティがLv.45の魔物「Ghoul Greed」に炎の技を叩き込んでおり、状況に応じてメンバーを入れ替えながら連携する立ち回りの手応えが伝わってくる。

19人の中には、氷の結晶をまとうこのヒロインのように、それぞれ異なる得意属性やビジュアルを持つ英雄が揃っており、誰を編成に加えるか選ぶ楽しみも用意されている。

崩れた聖堂から荒野まで、立ちはだかる巨大な魔物たち

探索の先には、翼を広げた巨大な魔物との死闘も待っている。ステンドグラスの残る崩れた聖堂を舞台に、剣士と魔法使いが空中で連携しながら攻め立てる場面からは、単なる物量ではない駆け引きの気配が感じられる。

荒野に潜む巨大なワームとの一戦も確認できる。魔法の斬撃を放つ剣士、杖を構える魔法使い、その傍らを駆ける小さな相棒――こうした画面の情報からも、パーティ全体で挑む戦闘デザインがうかがえる。

韓国オンライン版からの再生、Webzenとの係争にひと区切り

本作はもともと、Hound13が2026年1月に韓国でパブリッシャーWebzenを通じてサービスを開始したオンラインゲーム『ドラゴンソード』を、買い切り型パッケージとして作り直したタイトルだ。Hound13はWebzenからの未払いを理由に契約解除を通告し、Webzenは契約が依然有効だと主張して対立。Webzenは本作の配信差し止めを求める仮処分を申請したが、ソウル中央地方裁判所は2026年7月22日付でこれを棄却し、Steamでの配信にゴーサインが出た形だ。

数々のトラブルを乗り越えての船出となった『ドラゴンソード:アウェイクニング』は、現在Steamストアページから購入可能。気になる人は、まずストアページで価格や対応言語をチェックしておきたい。