ハズブロと任天堂、『ゼルダの伝説』新作トイで複数年契約

米玩具大手のハズブロ(Hasbro, Inc.)は2026年7月16日、任天堂の人気シリーズ『ゼルダの伝説』を題材にした新作トイのライセンス契約締結を発表した。複数年にわたる契約で、製品展開は2027年からスタートする予定だ。長年多くのファンに親しまれてきた『ゼルダの伝説』の世界が、これからハズブロの手でおもちゃとして具体化していくことになる。

第一弾は6インチフィギュア3体、サンディエゴ・コミコンで先行披露

最初の製品として明かされたのは、6インチスケールのアクションフィギュア3体。その初お披露目の場に選ばれたのは、2026年7月23日から26日にかけて開催されるサンディエゴ・コミコンだ。製品展開が始まる2027年に先駆け、会場でまず実物が姿を見せることになる。どのキャラクターがラインナップに選ばれるかなど、詳細な情報はコミコンでの発表を待ちたいところだ。

任天堂の物語とハズブロの遊びの強みを掛け合わせる

今回の提携についてコメントを寄せたのは、Hasbro Toys and Board Games部門でプレジデントを務めるBilly Lagor氏。任天堂が培ってきた物語づくりの力と、ハズブロが得意とするアクション・ロールプレイ玩具のノウハウを組み合わせることで、ファン自身が遊びの中で自分だけの冒険を紡げるようなトイを届けたい、という趣旨のコメントを発表している。

ハズブロはアクションフィギュアだけでなく、ぬいぐるみやロールプレイ用品、プレミアムレプリカ、ボードゲームまで幅広い玩具カテゴリーを手がける企業。今回の契約でも、単体のフィギュアラインにとどまらず、複数のカテゴリーにまたがった展開が見込まれる。詳しい情報はハズブロ公式サイトでも今後案内される見通しだ。

実写映画化も進む『ゼルダの伝説』、IPとしての広がりに注目

背景として、任天堂は『ゼルダの伝説』の実写映画化を進めており、2027年前後の展開が見込まれている。今回発表されたトイ展開の開始時期とも重なるタイミングであり、ゲームという枠を越えて『ゼルダの伝説』というIPそのものが多方面に広がりつつある動きの一つと捉えられる。

現時点で公表されているのは、契約の骨子と最初のフィギュア3体、そしてサンディエゴ・コミコンでの先行披露という情報まで。価格や発売時期、対象キャラクターといった具体的な製品情報は今後の発表を待つ必要がある。伝説の始まりを見届けたい人は、続報をチェックしておきたい。