イカサマを隠さない超人麻雀『千宝麻雀』が発表

個人開発者のHTaku氏は2026年8月5日、オンライン対応麻雀ゲーム『千宝麻雀』のSteamストアページを公開した。基本プレイ無料で、2026年夏に早期アクセス配信を開始する予定だ。

本作の特徴は、通常なら反則となるイカサマを「魔術(スキル)」として正面から駆使できること。発表内容はHTaku氏の公式X投稿でも紹介されている。

MPを使い、情報・牌・得点へ干渉する

対局画面は四人打ち麻雀をベースにしつつ、プレイヤーごとのMPや「ACT」ボタンといった独自の要素を搭載。画像では鳴きの選択肢とともに、キャラクターアイコンや残りMPが表示されている。

スキルは「情報系」「牌操作系」「得点系」の3系統に分類され、発動時にMPを消費する。公開されている例のひとつが、手牌にある5の牌をすべて赤牌へ変える「インフェルノ」だ。牌効率だけでなく、どの局面でMPを投じるかという判断も勝負を左右する。

スキルが絡んだ和了では、一般的な麻雀ゲームとはひと味違う派手な演出が展開される。画像では卓を覆う光のエフェクトと「ツモ」の表示に加え、12万1000点という大きな得点が確認できる。

一撃で順位を覆す、漫画さながらの決着

最終結果画面では、1位のプレイヤーが12万1000点、ほかの3人がそれぞれマイナス7000点となっている。スキルによって通常の麻雀とは異なる得点展開が生まれ、大差を一気につける超人的な勝負を視覚的にも盛り上げる。

開発の出発点にあるのは、『アカギ』や『咲-Saki-』のような麻雀漫画で描かれる超人的なプレイをゲームにしたいという発想だ。HTaku氏は2026年3月31日公開の開発記録で、スキルによる戦略性を加え、麻雀のバランスを「運9割、実力1割」から「運5割、戦略と実力5割」へ近づけたいとの狙いを説明している。

キャラクターごとの魔術が対局を彩る

キャラクターが魔術「暴君ノ徴税」を発動するカットイン
暴君ノ徴税
紫色の結晶を手にしたキャラクターとともに表示されるスキル演出。
キャラクターが魔術「カレイドスコープ」を発動するカットイン
カレイドスコープ
帽子をかぶったキャラクターが登場する、紫を基調としたスキル演出。

画像では「暴君ノ徴税」「カレイドスコープ」と名付けられた魔術のカットインも確認できる。キャラクターの個性を押し出した演出により、能力を使う瞬間が対局の見せ場として表現されている。

搭載予定のゲームモードはCPU対局に加え、オンラインの四人麻雀と三人麻雀、ランクマッチ、友人戦。観戦機能や牌譜リプレイ機能も用意される。ランクは「見習い」から始まり、最高位として「千宝王」が設定されている。

麻雀の基本的な読み合いへ、MP管理とスキル選択を重ねた『千宝麻雀』。配信時期の詳細など、今後の続報にも注目したい。