comico、2027年1月6日でサービス終了――13年半の歴史に幕

縦読み漫画配信サービス『comico(コミコ)』が、comico公式サイトの「お知らせ」にて、2027年1月6日(水)23:59をもってサービスを終了すると発表した。発表は2026年8月17日付。運営会社はNHN comico株式会社(NHN comico Corp.)で、翌8月18日にはPR TIMESでも改めてプレスリリースが公開されている。

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comicoは2013年10月31日にサービスを開始しており、今回の終了は約13年半にわたる運営に区切りをつける形となる。スマートフォンでの縦読みに最適化した「Webtoon」というスタイルを日本にいち早く根付かせたサービスの一つとして知られ、『ReLIFE』や『ミイラの飼い方』といった作品を世に送り出してきた。

8月31日から段階的に縮小、9月28日に販売・レンタルも停止

サービス終了までは、いくつかの段階を踏んで機能が縮小されていく。まず2026年8月31日(月)23:59に、新刊の配信、作品レンタルの更新、コインの販売、そして新規会員登録が停止される。続く2026年9月28日(月)23:59には、作品の販売そのものとレンタルも停止となり、以降は既存のコンテンツを消化する期間に入る。

購入済み作品は「めちゃコミック」へ、返金申請の受付も

これまでにコインを使って作品を購入してきたユーザーにとって気になるのは、その本棚がどうなるかだろう。comicoは、購入済み作品を電子書店「めちゃコミック」で引き続き閲覧できるよう、移行の準備を進めていると説明している。移行手続きと、未使用の有償コインの返金申請は、サービス終了翌日の2027年1月7日(木)から2027年4月30日(金)までの期間で受け付けられる予定だ。手続きについて不明点がある場合は、公式サイトの問い合わせフォームからの確認もできる。

プラットフォーム運営は終了、今後は編集・制作事業へ

同社は今回の発表で、今後マンガプラットフォームの運営そのものは終了し、マンガコンテンツの編集・制作事業に特化していく方針も明らかにしている。「作家第一主義」を掲げてきた同社は、この先も新しい才能の発掘・育成を続けるとしており、comicoというプラットフォームは幕を下ろしても、そこから育った作家や作品との関わり自体は形を変えて続いていくことになりそうだ。

発表を受けて、かつてコインを重ねて読み進めていたという長年のユーザーたちの間では、代表作の思い出とともにcomicoを振り返る声がSNS上で広がっている。13年間という歳月の長さもあって、単なるサービス終了以上の反響を呼んでいる格好だ。今後の詳しいスケジュールや手続きについては、引き続きcomico公式サイトのお知らせでの案内を確認しておきたい。